30.秘密の部屋�� ページ30
嘆きのマートルがいる女子トイレ―
マートルからヒントを貰い、手洗い場を捜索するハリー
ｷｭｯｷｭｯ
「これだ…ここが秘密の部屋への入口だ」
ハリーが蛇口を捻っても水が出てこない所を見つける
その蛇口には蛇の彫刻があった―
「なんか言ってみて、何か蛇語で言ってみてよ」
ロンがそう言い、ハリーは呟くように話す
ｺﾞｺﾞｺﾞ
すると、手洗い場から地下への入口が現れた
「素晴らしいよ、良くやった
それじゃ私はもう用はないねｯ‼︎」
そう言い逃げ出そうとするロックハートを止める2人
「いいえ、まだあります‼︎」
「先に入って」
2人はその入口へとロックハートを移動させる
「それがなんの役に立つ」
「下見役だよ」
「あぁ…まぁ、そりゃそうだね」
そう言われロックハートは暗い入口を覗く
「先に試したくない？ｯわぁぁぁ！！」
怖気付き、後ろを振り返るが、ロンに押され落ちて行く
「実に汚いよ…この中は…」
2人が入口を覗くと下からロックハートの声がする
「よし、行こう」
そうして2人も飛び込んでいく―
下へ着くとそこは薄暗く、ジメジメとした場所だった―
「何か動く気配がしたらすぐ目を閉じるんだ」
ハリーにそう言われ、3人は奥へと進んでいく
「なんだこれは」
「見たところ蛇だね…」
奥へと進むと大きな蛇の抜け殻があったのだ
「20m…いや、もっとあるかも」
ロンがそう言うとロックハートは倒れてしまう
ﾄﾞｻｯ
「大した勇気の持ち主だよ」
先は進んでいるハリーにそう伝えるロン
ﾊﾞｯ
「うわぁっ！
冒険はここまでだ坊や達…心配はいらない
世間にはこう言っておこう
女の子達を救うのは遅過ぎた、君達は
無惨な死体を見て、哀れにも正気を失ってしまった、と
さぁ、まず君からだポッター」
ロックハートはいきなり立ち上がり、ロンの杖を奪う
そして、ハリーへとロンの杖を向ける
「記憶に別れを告げるがいい！“オブリビエイト”」
そう叫ぶと、ハリーには何も起きず
ロンの杖が暴発し、呪文が自分に跳ね返ってしまう
ﾄﾞﾝｯｯ
ｺﾞｺﾞｺﾞ
ロックハートがその勢いで低い天井へとぶつかり
その反動なのか分からないが大きな揺れが起きる
ｺﾞﾛｺﾞﾛ
そして、天井が崩落し、岩でハリーとロンは分かれてしまう
「ハリー！！」
「ロン！大丈夫かい？」
お互いの無事を確認する2人
「君はここで岩を崩してみて、帰る時通れる様に！
僕は2人を探しに行く！」
「分かった！」
そうして2人は別行動となった―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
