３.マンドレイク ページ3
2年生になり初めての授業は薬草学
敷地内に数カ所ある温室の中で指定された場所へと移動する―
「おはようございます。2年生の皆さん
この教室は初めてですね、今日はマンドレイクの植え替えをします
誰か、マンドレイクの根の特徴が分かる人？」
スプラウト先生がそう問い掛ける
ﾊﾞｯ
「Miss.グレンジャー」
「マンドレイクは姿形を変えられたり、
呪いをかけられた人を元に戻す薬として使われます
また、泣き声は聞いた人の命取りになります。」
ハーマイオニーが元気に手をあげ、答える
「その通り、グリフィンドールに10点
さて、このマンドレイクはまだ苗なので
泣き声を聞いても死にはしませんが数時間は気絶するでしょう
ですから安全の為に耳当てを配ります。」
そう言い全員に耳当てが配られて行く
「では、耳当てを付けて、早く！
まず、苗をしっかりと掴んで、ハイ！力一杯引き抜く！」
そう言い、苗を引き抜こうとするスプラウト先生
そして、クロウの視界にまだ耳当てをしていないゴイルが見えた
『“マフリアート”』
クロウは急いでゴイルに耳塞ぎの呪文をかける
ｷｨｰｯｷｨｰｯ
「そして、寒くない様にパラパラと土をかけ、植え替えます
おっと、Mr.ゴイル耳当てはどうしましたか？」
スプラウト先生は耳当てをしていないゴイルに気付き
問い掛けるが彼は聞こえない為、反応しない
『“フィニート”
すみません、スプラウト先生
私が彼に呪文をかけていたので大丈夫です』
クロウはゴイルにかけた呪文を終わらせ
スプラウト先生にそう伝える
「なんと、Miss.ロヤリテート素晴らしい！
スリザリンに10点！」
ゴイルが気絶しない様、呪文を使ったクロウに
スプラウト先生は得点をくれた
『ほら、ちゃんと耳当てを付けないと
次こそ気絶しちゃうわ、ゴイル』
「ありがとう」
クロウはゴイルにそう伝え、前へと向き直る
「じゃあ、一斉にやりますからね
マンドレイクを掴んで、ハイ！引き抜く！」
スプラウト先生の指示で皆が一斉に引き抜く
ｷｨｰｯ‼︎ｷｨｰｯ‼︎
教室中に泣き声が響き渡る
ｸｲｯ
「クロウ、見てあれ」
ドラコの方を見る様にパンジーが言う
『2人とも何やってるのかしら』
ドラコとセオドールがマンドレイクの口に指を入れて遊んでいる
それを見て2人はｸｽﾘと笑う
「ほら、みんな早く土を被せて！風邪をひいてしまうわ」
スプラウト先生の声に皆が急いで植え替えを行っていった―
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kurou(プロフ) - みのさん» コメントありがとうございます。私の認識として未婚女性や小さい女の子はMissで、既婚女性はMs認識だったのでそうさせて頂いております。読み難かったり、キャラ設定的に可笑しければご指摘下さい…御了承していただけたら嬉しいです🙇🏻♂️ (2022年1月8日 15時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
みの - Miss じゃなくて Ms ですよ (2022年1月8日 14時) (レス) @page3 id: 3fa2f8469e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月12日 19時
