８.初めての友達�� ページ8
ﾎﾟﾝｯ
クロノスの姿現しで屋敷へと帰ってきたマルフォイ一家
「じゃあ、また。ルシウス、ナルシッサ
あ、あと」
クロノスはそう言い、ドラコの前へとしゃがみ込む
「君は君だから、誇りを持つと良い。ドラコ」
ドラコの頭を優しく撫で、笑顔で伝えるクロノス
「あぁ、また」「えぇ」
ルシウスとナルシッサがクロノスを見送る中、
ドラコはクロノスの言葉の意味が分からずポカンとしていた
ﾎﾟﾝｯ
姿くらましの音がしてクロノスは姿を消した
ｶﾞﾁｬｯ
「おかえりなさいませ」
屋敷しもべであるドビーが出迎える
ﾌｧｻｯ…
ドビーにコートを渡し、屋敷の中へと入って行く
ｶﾁｬ
「クロノスは私の親友だ
そして、アリアは一つ下の学年の首席生徒であった」
紅茶を飲みながらルシウスが話し出した
「…」
普段、あまり自分の対人関係など話さぬ父が
話し出した事に驚きつつ、紅茶を飲むドラコ
「娘のクロウはとても可愛らしいお嬢さんだったわ
ねぇ、ドラコ」
「はい、母上」
ドラコはナルシッサの言葉に少し顔を赤らめて答える
「良い学友になれると良いな」
「はい、父上」
あれだけ頑なにダームストラングに行かせたがっていた父を
母はホグワーツに説得したくて
ロヤリテート家に行ったんだな、と納得したドラコだった
それから少し学校について話をして
ルシウスは少し用事を済ましてくる、と家を出る
そして、ナルシッサとドラコも外へ買い物に出掛けていた
ｻﾞｯ…
店のショーウィンドウに並ぶ髪飾りに目が留まる
「(あれ、クロウに似合うな…)」
エメラルドグリーンで光沢のある生地で作られた
リボンの可愛らしい髪飾りだった
「あの髪飾りが気になるの？」
ナルシッサは急に足を止めた息子を気にかける
「あ、いえ…」
ハッとした表情で答えるドラコに
ナルシッサは何かピンときた様で
「ふふっクリスマスプレゼントを贈ってはどうかしら」
ドラコにそう問い掛ける
「でも…」
何か思うことがあるのか、戸惑うドラコ
「あの子なら喜んでくれると思うわよ？」
ナルシッサにはお見通しな様で、にこにことしている
「…なら、贈ってみます」
ドラコは嬉しそうに返事をする
「(この子の支えになってくれるとありがたいのだけど)」
そんな嬉しそうな息子に対し、
ナルシッサは少し悲しげな表情をしていた
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
