21.魔法薬学�� ページ21
「しっかり復習をしておくこと」
スネイプ先生がそう言い、授業が終わる
ｿﾞﾛｿﾞﾛ
次々に生徒達は教室から出ていく
『さっきは大丈夫だった？』
「え？」
ハリーは意外な人物が話しかけてきたので呆気に取られる
ﾍﾟﾗｯ
ﾄﾝﾄﾝｯ
『ここよ、詳しく書いてあるの
答えられる人の方が少ないから気に病むことは無いわ』
「あ、ありがとう」
開きっぱなしのハリーの教科書を捲り、指し示す
そんなクロウに上手く言葉を返せないハリー
「クロウ〜先、行っちゃうわよ？」
『今、行くわパンジー』
パンジーに呼ばれ、返事するクロウ
『じゃあね、ポッター』
「う、うん。じゃあね」
ふわり、と微笑むクロウに思わず頬を赤らめるハリー
「あの子がグリフィンドールだったら良かったのに
なぁ、ハリー」
小走りで教室を出ていくクロウを見送り、ロンが呟く
「あの子、なんて名前なんだろ」
「クロウ・ロヤリテートだよ
純血のお嬢様らしいけどスリザリンっぽくないよな」
ハリーはクロウに少し興味を持ち始めていた
ﾀｯﾀｯ
「さっきの問題、全部知ってたの凄い！」
クロウが追い付き、みんなと合流すると
すぐにアミーが目をキラキラと輝かせる
『たまたまよ、でもありがとう』
謙虚に答えるクロウ
「スネイプから得点貰ってたじゃないか凄いよ
なぁ、ドラコ」
「君と違ってクロウはちゃんと予習してるんだ」
「わークロウードラコがいじめてくる」
ドラコに言われ、棒読みで助けを求めてくるセオドール
『ドラコの言う通りよ
ちゃんと授業は聞かなきゃダメよ、セオドール』
その様子にｸｽﾘと笑いながら優しく注意するクロウ
「クロウが教えてくれたら良いのに」
『こんな問題児、嫌だわ』
文句を言うセオドールにあからさまに嫌な顔をするクロウ
ﾌﾞﾊｯ
「そりゃそうだな」「クロウそれは」
その光景にドラコとパンジーは吹き出してしまう
「手厳しいなークロウ」
『セオドール以外の3人になら喜んで教えるわ』
ぶーと不貞腐れるセオドールを他所に
意地悪気に笑って見せるクロウ
午前の授業を終えた5人は
そのまま、昼食を食べに大広間へと向かっていく―
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kurou(プロフ) - 飴雨さん» いえ、こちらこそありがとうございます🙇🏻♂️そのお言葉を励みにがんばります🙏 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - kurouさん» そうだったんですか！謎が解けてスッキリしました！😁この作品凄く好きなので更新楽しみにしてますね！👍 (2022年3月22日 21時) (レス) id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
kurou(プロフ) - 飴雨さん» お褒めの御言葉光栄です🙏敬称についてなのですが、私の中で未婚女性や少女はMiss.〇〇認識でして、そうさせていただいていました。お気に召されなかった様でしたら申し訳ありません… (2022年3月21日 7時) (レス) id: 9eb87bac7a (このIDを非表示/違反報告)
飴雨(プロフ) - すごく文が分かりやすくて面白かったです！少し気になったんですけど女性の敬称は〔miss.〇〇〕ではなくMs.〇〇だと思います！😯 (2022年3月21日 0時) (レス) @page22 id: 0e72c87bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戯言。 | 作成日時：2021年12月4日 15時
