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夢主side
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松風「届いてるよ!美神!」
とつぜん暗闇から手を引かれた
その瞬間、辺りがクリアになった。
松風「美神はひとりぼっちなんかじゃない!俺たちみんな、美神の味方だよ」
私の目から暖かい涙が溢れ出した
私はひとりぼっちじゃなかったのね…。
私を想ってくれている人がいるのね……。
彼はどこまで眩しいんだろう…私の弱さも消し去ってしまうほど強い光。
彼の笑顔はとても暖かい。
あぁ、私もいつかこんな風に笑えるように…なりたいな。
シュウ「A_ッ!!」
貴「シュウ……、白竜…」
シュウ「A…無事で良かった…」
貴「大袈裟よ、シュウ。(微笑」
シュウ「君を失う気がして怖かった…」
貴「……ありがと…シュウ。心配してくれて」
シュウ「…当然さ。君は僕の大切な人だから」
白竜「A…」
貴「白竜…」
白竜「究極こそお前を守るために不可欠なものだと思っていた。…だが…それは間違っていたようだ…」
貴「そうね…仲間との絆こそが究極の証。昔…私の1人の兄さん言っていたわ」
なんだか、すごく心が暖かい。
こんな気持ちになれたのは何年ぶりだろう…?
5年前…兄さんたちと居た時以来かもしれない。
サッカーって凄いんだね。
また人と人の心を繋いでる。
剣城「A、1人で抱え込むなよ」
貴「あなたもずっと心配してくれてたのね。ありがとう、剣城(微笑」
剣城「……///」
貴「さあ、楽しみましょう。私たちのサッカーを!」
シュウ「うん!」
白竜「おう!」
松風「負けないぞ!!」
貴「それはこちらのセリフよ!!」
それからの試合はとても楽しかった。
幸せだった。
こんな気持ちになれる日が来るなんて…思ってもいなかった
夢みたい…。
信じられないくらい、気持ちが高揚して
笑ってしまう。
今、この瞬間だけ…この瞬間だけでも
サッカーを楽しんでもいいよね?
天馬、ありがとう。
私…もう1人じゃないんだね。
本当にありがとう___。
試合結果、5-5。
会場は鳴り止まぬ声援に包まれ、
フィフスセクターの強化選手たちはゴーグルを外し明るい未来へと歩き出した。
そして雷門。ゼロ共に全力を出し切りその場に倒れ込み、笑いあった。
忘れられない素敵な光景だった。
「ごめんね」
私は風と共にグラウンドを去った。
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ナギ(プロフ) - まだ8話までしか見てないのですが、7話の影山輝の『ひかる』の漢字が違いますよ。 (3月10日 23時) (レス) @page8 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 猫まるさん» はい。更新お待ちしてます。 (2021年1月18日 21時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます!嬉しい限りです(泣)更新頑張らせていただきます!!! (2021年1月18日 21時) (レス) id: 56e38d8f87 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年1月18日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2020年12月13日 21時