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夢主side
・
さっきから天馬とシュウのぶつかり合いが繰り広げられ…
同時に化身が交わった瞬間、前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
少し冷静に戻ったシュウがこちらのベンチへと俯いたまま戻ってきた
こんな感情を剥き出しにしてサッカーをするシュウは初めてで、私はかなり驚いていた。
シュウが恐れているのは“私がシュウの傍から居なくなること”…
私を守ることで自分の強さを証明しようとしている、のか…？
まあ…さっきまでのプレーで天馬を追い詰めて
力を発揮させられていたら、問題ないけど。
シュウ…自分が追い込まれてしまってどうすんのよ…
牙山「シュウがこの作戦に参加してくれたのは君のおかげって訳だ」
「そして相変わらず君への執着がすばらしい」
貴「そうね」
牙山「しかし貴方はシュウでさえも駒という存在でしか見ていないのでしょうな？ﾊｯﾊｯﾊｯ…君も相変わらず残酷ですな」
残酷かぁ…
まあ仕方ないわよ。
私にはそういうものが必要だった…
私は私の目的のためにそうするしか無いの。
使えるものは使う、使えないものは捨てる
あのお方がそれを望んでいたんだもん…。
私はそれに答える以外、選択肢はない。
だから、シュウ…
あなたにも優しい声をかけ続けるの。
あなたが私のことが好きだと知っているから、
私はあなたに笑顔を向けて私のために戦って貰う
貴「シュウ…私は居なくなったりしない。この試合に勝てば私は救われる。お願い…私を守ってね」
シュウ「！…もちろんさ、君を傷つけたりしないよ」
貴「お願いね」
シュウ「うん＾＾」
ベンチから立ち上がってグラウンドへと戻っていくシュウの姿はとても頼もしく感じた
……これでいいのよ。
この試合の“真”の目的を達成するためには…
雷門をもっと追い詰めなきゃ。
そのためにはシュウにも力を貸してもらわなきゃ行けない。
松風「美神、また一緒にサッカーやろう！？！」
松風「円堂監督たちも、みんな美神とサッカーやりたいんだ！！」
松風「美神は俺たちの仲間なんだ！！！」
貴「もういい」
白竜「…A」
貴「白竜、シュウ。あなたたちも下がってていい。私がやる」
シュウ「分かった。無理、しないでね？」
後半開始後、
心配そうに笑いかけるシュウに笑顔を見せて私はボールを奪取する。
始めよう…私だけが知る“真”の目的のためにｯ！
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ナギ(プロフ) - まだ8話までしか見てないのですが、7話の影山輝の『ひかる』の漢字が違いますよ。 (3月10日 23時) (
レス) @page8 id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 猫まるさん» はい。更新お待ちしてます。 (2021年1月18日 21時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
猫まる(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです（泣）更新頑張らせていただきます！！！ (2021年1月18日 21時) (レス) id: 56e38d8f87 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年1月18日 14時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2020年12月13日 21時
