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剣城「おい、A…お前……」
ワンダバ「まさか…機械音痴だったとは…」
松風「ま、まあ…なんとか出られたからよかったよ;」
貴「そうそう！なんとかなったじゃん！いってんらくたんだね！」
神童「…一件落着だと思うぞ…」
警報が鳴った後、天馬たちはロボットたちに追いかけられたり
サッカーバトルしたりしたらしい。
でもなにわともあれ、覇者の聖典を手に入れたわけだし！
無事に脱出したわけだし！
貴「大成功だったね！」
剣城「どこがだ？^^」
貴「京介、笑顔怖いよ？;」
なんだかんだで現代に戻ってきた私たちは
木枯らし荘で実際に覇者の聖典を見ることに。
木野「Aちゃん、飲み物運ぶの手伝って」
貴「はーい！」
音無「階段で転ばないようにね？」
貴「大丈夫大丈夫！」
先に天馬の部屋で解読している天馬たちに秋姉と春姉と一緒に飲み物とお菓子を届けにいくと
みんなは頭を悩ませているようだった。
音無「解読できた？」
木野「差し入れよ」
貴「Aがコップにジュース入れてあげたよ！」
西園「やった！」
貴「あれ？…天馬、そのノートが覇者の聖典ってやつ？」
松風「あ、うん！Aもみる？」
貴「うん！」
私は飲み物の乗ったお盆をみんなの真ん中に置くと、
天馬から1冊のノートを受け取った。
間違いない…！！
このノートには見覚えがある！！
貴「秋姉、春姉！これみて！」
音無「この字…円堂監督が昔持っていたノートの字と同じよ」
松風「じゃあこれは…円堂監督の字？」
木野「ううん、円堂くん。おじいさんが書いたノートを大切に持っていたの」
音無「ノートの教えを元に毎日練習に励んでいたわ」
松風「円堂監督のおじいさんが…」
貴「Aも何度もこんな、ノート見せられたことある！全然読めないけど」
神童「じゃあもしかして、このノートも」
貴「絶対、大介おじいちゃんのだよ！」
松風「マスターDのDってもしかして…」
剣城「円堂大介のD…そういうことになるな」
フェイ「それがサッカーの神様って呼ばれているマスターDの正体？」
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
