夜は彼の時間 ページ21
＊甘め注意
『ん〜〜〜……やばっ寝過ごした！』
最近、プロデューサーとしての仕事が溜まりにたまって頑張って消化してたら疲れて寝てしまったんだろう。
さっきまでは明るかった学院も今では真っ暗。
時計をみれば10時を過ぎていて、最終下校時刻はとっくに過ぎてしまっていた。どうして誰も起こしてくれないの！？
鏡で顔を確認すればセーターの跡が赤くついてて。がっつり寝てしまったんだと改めて思う。
『うへぇ、やばいよ…帰れないじゃん』
軽音部室に行けば、零さんの棺桶ならば安眠できるのでは？今日は木曜日。零さんは家に帰ってる。
軽音部室の扉の前まで来てふと思う。誰もいないなら鍵、開いてないかもよ？
空いてなかったらどうしようか。それこそ廊下で寝るしかない。朝一番にやってくる蓮巳先輩に度し難いって怒られちゃうなぁ。
なんて考えは杞憂だった。ノブにてを回せば普通に開いた。
何でかなーなんて考えながら部室の中央にあるであろう棺桶の方へと足を進める
荷物をおいて、ブレザーを脱ぎ、寝るときはノンブラ派なのでブラジャーも取り払ってしまう。
その時、ガタリと棺桶の動く音がした。
「くくっ、夜這いか？お前も大胆だなぁ」
びゅっと延びてきた手に捕まって棺桶に引きずり込まれる。
驚きすぎて、声もでなかった。
真っ暗な世界にギラギラと輝く二つの赤。
『な、んで？』
零さんがいるの？っていう言葉は発せられなかった。
いきなり、口を塞がれた。
……零さんの唇、柔らかい。なんて考えてる場合じゃない。
啄むようなバードキス。角度を変えて、何度も何度もされる。
『……っ、ゃ、あ…ん』
まって、息できない……。も、むりぃ
トントンと零さんの胸を叩くとしぶしぶ離れてくれた。
ふーっ、ふーっ、
息を整えていると零さんが髪を梳いてくれる
嬉しくて目を細めると零さんがぽそりと
「こんな無防備な姿で俺様ちゃんの寝込みを襲うとはなぁ。Aもダイタンだな」
あー、これは私終わったな。
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朔間零に寵愛されたい小春(プロフ) - りなさん» 作品をお読みいただき、ありがとうございます！嫉妬してるさくまれですね！了解しました (2018年11月29日 7時) (
レス) id: 4e5255ce83 (このIDを非表示/違反報告)
りな - とっても面白いです！零さん好きなのでほんとにありがたい作品です。リクエストで嫉妬してる零さん見たいです！ (2018年11月28日 23時) (レス) id: 8decc9472b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» すみません取り乱しました(( (2018年2月28日 17時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» 待ってますにゃあああ！！！((殴 (2018年2月27日 8時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - アルビノ猫さん» ねこ、猫化ですね！了解しましたー！そういえばこの前猫の日でしたね。にゃんにゃん。頑張って書かせていただきます！ (2018年2月27日 8時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2018年2月22日 17時
