羽風先輩とデート(仮) ページ19
『んんんん………早く来すぎたかな。』
誰もいない軽音部室。部活に来たのだが、少し早く来すぎてしまったようだ。
『零さーん……いないのかな？』
最近、零さんがあまり構ってくれなくて寂しい。
「Aちゃん！助けて！」
『あんず！？どうしたの？』
「羽風先輩とのデート、代わってくれないかな？」
え、デート……？
『あんず、羽風先輩とデートするの？好きなの？』
「いや、一方的にデートの約束されたというか……」
あー、なるほどね。
そういえば私も零さんにプレゼントを買いたいんだよな。もうすぐ卒業しちゃうし……。羽風先輩と一緒に行こうかな。
『いいよ。羽風先輩とのデート行く！』
「えっ、でもAちゃんには朔間先輩が……」
『じつはね、あんず……零さんにプレゼントを買いたいの。』
「そうなの！朔間先輩喜ぶね！」
・.・.・.・.・.・.
『せーんぱいっ！待ちましたか！？』
「あれ？たんぽぽちゃんは？もしかして逃げられちゃったかな〜？俺は今来たとこ。待ってないよ？ほんとほんと。」
先輩はあんずとデートしたかったんだろう。
『ほら！先輩私も見てくださいねー。今日はおしゃれしたんですから。』
今日はちょっと気合いを入れた。
ピンクのワンピース。に白のダッフルコート。
季節はバレンタイン。商業施設はカップルで賑わっている。
「じゃ、いこっか♪」
そう言って、手を差し出してくる。繋げということか。
『……もぅ、私には零さんっていう素敵な彼氏様がいるんですよ！』
「えー、朔間さんか〜。」
『今日だけです。』
ぎゅっと手を繋いで、私たちは人混みの方に歩き始めた。
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朔間零に寵愛されたい小春(プロフ) - りなさん» 作品をお読みいただき、ありがとうございます！嫉妬してるさくまれですね！了解しました (2018年11月29日 7時) (
レス) id: 4e5255ce83 (このIDを非表示/違反報告)
りな - とっても面白いです！零さん好きなのでほんとにありがたい作品です。リクエストで嫉妬してる零さん見たいです！ (2018年11月28日 23時) (レス) id: 8decc9472b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» すみません取り乱しました(( (2018年2月28日 17時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 小春日和さん» 待ってますにゃあああ！！！((殴 (2018年2月27日 8時) (レス) id: e4b19f866b (このIDを非表示/違反報告)
小春日和(プロフ) - アルビノ猫さん» ねこ、猫化ですね！了解しましたー！そういえばこの前猫の日でしたね。にゃんにゃん。頑張って書かせていただきます！ (2018年2月27日 8時) (レス) id: ced7647d0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2018年2月22日 17時
