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二十二話 ページ23






『それでね、この間義勇がね、

実弥の逆鱗に触れて花壇に埋められてたの!』




保健室に行ったら誰もおらず、私はベッドに寝転がるあんずにキメツ学園での出来事を話していた。あんずは「そっかぁ」と楽しそうに相槌を打つ・・・可愛すぎか。

え、サボるなって?んなこと知らん。


『あ、それとカナヲと禰豆子ちゃん達が心配してたよ。あんずを傷付けるなんて許さない!って殴り込みに行こうとしてた(笑)』

「!・・・へへ、そっか」

『カナエも危険そうな薬片手にニコニコして「私もついていこうかしら」って言ってたからね』

「それは死人が出るからダメ。・・・今度、遊びに行こうかな」


ワクワクしながらそう言うあんずに「楽しみだね」とだけ言った。あんずは「ありがとう」と言って目を閉じた。

お眠かな?お眠かな??寝顔も超可愛いね〜♡








『______盗み聞きですか?悪趣味ですね。』


あんずが完全に寝てることを確認してから、私はずっとドア越しに私たちの会話を聞いてる彼に話しかけた。あれ、今って授業中・・・(遠い目)

授業を抜け出してまで乙女の会話を盗み聞きたかったのか(違います)??変な癖だね。嫌いじゃない。


「!・・・すまんのう、わざとじゃないんじゃ。」


彼はガラガラ、とドアを開けて中に入ってきた。背の高い黒髪赤目の三年生・・・。

「うッ・・・右手が、疼くッ───!」とか言って真の力を解放してそう(偏見


『あ、もしかして二学年に弟います?』

「おお!もしかしてりちゅのお友達かえ?!」


なんか朔間凛月と似てんな〜なんて思って聞いたら「りちゅ〜♡」ってクネクネし始めた。よもや!コイツ野生のブラコンかッ?!

そしてなんやその呼び方。善逸の「Aちゅわぁああああん!!!(汚い高音)」とトントンだよ、気持ち悪さが。

家族思いなのはすっごくいい事ですけどね!!



まあ、とりあえずさ、

『あんずが寝てるので小声で話してくれませんか??』










それ以上大声出すと【ピーーーー】しちゃうぞ♡


────────

テスト週間です(泣)

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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月21日 9時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさん、素敵なコメントありがとうございます!そういって頂けて光栄です。更新頑張ります! (2021年10月18日 20時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - とても面白かったです!!更新楽しみにしてます!! (2021年10月15日 8時) (レス) @page23 id: 6b3efb22b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくてぃー x他1人 | 作成日時:2021年9月27日 20時

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