不確定性デルタ【CSまとめ】

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【性格】
常に無気力でやや悲観的。発病前は意欲に溢れ、カンパニーでも指折りの優秀な社員として数えられていたがパワハラ等が原因で失脚して以後はただぼんやりと余生を過ごしている。時折、かつての秘書であり恋人だった人物への憎悪や後悔を呟いているが、実際に行動を起こすわけでもない。
少々皮肉屋で陰気くさいところがあるが、これは発病前から相変わらずのことらしい。能力の危険度は非常に高いが扱いやすい被検体である。凶暴性はなく思考も人間的であるが、元恋人が面会に来た際は威嚇するなど少々不安定。

気まぐれに自身の病室を抜け出しては、ある被検体に会いに行くことがある。彼に会う際だけは子どものような笑顔を見せ、甘えたり彼のために何かしようとしたりと平時に比べて生き生きとした様子を見せている。


【好き】
外出、甘いもの(特にチョコレート、ラムネ菓子)、音楽

【嫌い】
自分の元恋人

【特技】
特になし
強いて言うなら足音で誰が来たか当てること

【一人称】
俺

【二人称】
アンタ、お前(親しい相手のみ)

【台詞】
「……俺に何か用か？」

「名前？……クランクハイト・シャーデンフロイデだ。他に聞きたいことでも？」

「悪い、疲れてるんだ。そっとしといてくれないか」

「マルグリッド……お前のせいで……お前さえいなければ……お前は、お前は……」

「俺の目の力が必要なんだろ？別に何に使おうと構わないが、丁寧に扱ってくれよ？」


【その他設定】
かつて(と言っても数ヶ月ほど前)は幹部としてカンパニーに勤めていた男。ドロモスワークスカンパニーの苛烈な権力争いの中でも生き延びなんの後ろ盾も無い中20代にして幹部にまで上り詰めた実力者。どこか陰鬱な雰囲気を纏いながらも、目的のためには手段を選ばぬ非道な人物として知られていた。

自身の能力を使いこなし恐怖で周囲を支配していた彼。唯一、自身の秘書だけは真の味方であり、理解者であり、最愛の人だ……と思っていた。故郷で暮らしていた頃からの幼馴染みであったマルグリッドを半ば脅迫するような形で強引に秘書にし、能力をチラつかせながら従わせていたというのが実態だったが、クランクハイト自身は「自分は誰よりマルグリッドを愛しているし、自分の行いは全て彼女のためだ」と思い込んでいた。事実、彼が出世しようとしていたのも付きの希望を自由に使える立場になって発病したマルグリッドを治癒するためであった。

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