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竹谷｢おほ〜、色々捕まえたな！｣
『うぅ……』
自室で手作りしてきたという虫かごに入った虫たちを眺めて満足そうに笑う竹谷。私は絶対近寄りたくない。
三治郎｢竹谷せんぱーい、Aせんぱーい！｣
虎若｢ここでお昼にしましょう！｣
『はーい』
竹谷｢今行く！｣
虫採りもひと段落着いたところで太陽が真上に昇った。本日のお昼は食堂のおばちゃんが作ってくれたおむすび、梅の実が混ぜ込まれている。
｢いっただっきまーす！｣
『ん、美味しい！』
｢ほんとだ、美味しい！｣
｢でもすっぱい！｣
梅の実は漬けてあるけどカリッとした食感が残っていて、現代で言うカリカリ梅のようだ。
──チ、チチッ
三治郎｢あっリスだ！｣
一平｢可愛いなぁ！｣
匂いに誘われたのか、皆で囲んでいた大木からリスが降りてきた。こんなに近くで見るのは初めてだ……
一平｢ご飯をあげよう｣
竹谷｢野生のリスが食べるかな……｣
一平が梅の実をそっとリスに差し出す。するとリスは警戒したのか一瞬だけ固まって、一平の腕へと飛び乗った。
｢わぁ……！｣
掌の上で一生懸命梅の実をかじっている。
一平｢美味しいかい？｣
『かわいい……』
竹谷｢凄い、懐いちゃった……｣
孫兵｢ハッ。ということは、竹谷先輩……！｣
竹谷｢ん？｣
後輩たちが竹谷へキラキラとした目を向ける。気持ちはわかる。私もこんな可愛いリスなら飼いたい。
竹谷｢ゔっ……まぁいいだろう。このリス、学園へ連れて帰って飼うことを許可する！｣
｢やったあ！！｣
一平｢学園へ帰ったらもっと美味しいご飯、食べさせてあげるからね｣
新しい生き物を飼えると分かってみんな大喜び。生物委員会のアイドルになりそうだ。
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
