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絶対知り合いのくの一の人と話が盛り上がってノリでこの実習を計画したとしか思えないんだよなぁ。うーんシナ先生ったらお茶目さん。
『まあこれでシナ先生の気が済むなら……ところで利吉さんは何故
利吉｢ああ、これ実は炭屋の後継ぎじゃないんだ｣
『えっと…………？』
この町に実在する炭屋の跡取り息子は外見も性格も全く異なるらしい。利吉さん曰く、実在する人間に化けるより外見と性格の一致しない
実際、本当の跡取り息子に変装していたなら通行人にもっと見られているはずだもの。｢炭屋の若旦那に恋人か？｣なんて。思わぬ所でいい勉強が出来た。
『でも利吉さんで助かりました。本当の一般人にもっと食い下がられたらどうしていいか分からなかったので……』
利吉｢はは、そう言って貰えると私も救われるってもんさ｣
なんて涼しそうに笑う。利吉さんは腹の底が読めないから困る。
……まぁ、何はともあれ実習はそれっぽく終わったことだし、残ってる団子を片付けてさっさと学園へ戻ろう。
利吉｢ところでさっきの幼なじみって本当に居るのか？｣
『なんでですか？』
利吉｢何となく｣
何となく。その割には興味がありそうな顔をしているけれど。
利吉｢まあ架空の人物を思い浮かべていた割には表情がリアルだと思ってな｣
『そ、そうでした？』
それってモブの演技が上手かったってことでは？エリートに褒められるって中々じゃない？モブ意外とやればできる子？うわ〜うれし……
利吉｢てっきり、簪をくれた幼なじみは
『………？』
違うか？と首を傾げる利吉さんは嫌に色っぽい。簪をくれた幼なじみ、利吉さんのことを思い浮かべていたら……
『ち、違います！！！！！』
これもし｢はい｣答えてたらそれって｢利吉さんの事が好きです｣って告白しているようなものじゃん。ウッワ危ねぇ。企み(？)にはまるところだったよ。絶対｢そうなのか？(暗黒微笑)｣とか言われちゃうやつだ！(多分違う)
利吉｢そうか、残念だな｣
『思ってないくせに揶揄わないで……あ、』
利吉｢揶揄ってないさ。……美味いな｣
こっちが脳内でバッタバッタしてるのに涼しい顔して団子を食べ始めた。それモブが貰った……いや、実際利吉さんが買ったものだからいいです。
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
