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虎若｢リスというより不細工なタヌキにしか見えない｣
孫次郎｢なんでこんなところに牧之介が……｣
三治郎｢そういえば出かける時、乱太郎きり丸しんベヱが──｣
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乱太郎｢裏山へ虫採りにいくの？｣
三治郎｢うん｣
しんベヱ｢気をつけた方がいいよ。最近の牧之介が出るから｣
虎若｢うえぇ｣
三治郎｢本当！？｣
きり丸｢ほんとほんと。牧之介が出ても相手しちゃダメだぞ｣
乱太郎｢うんうん｣
しんベヱ｢そう！絶対に関わっちゃダメ！｣
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三治郎｢……って言ってた｣
『妖怪みたいに言われててウケる』
牧之介｢ウケない！……ってかだから私は花房牧之介ではない！リスだリス！｣
とまあ頑なに自分はリスだ！と言い張る牧之介。そもそも人間並みにデカくて喋るリスが何処にいるんだ。ほぼ妖怪じゃん。……アニメのお約束？そんなもん知らん。
『……そういえばさっきのリスちゃんは？』
一平｢それが……｣
孫次郎｢牧之介に驚いて気に登ってしまって｣
竹谷｢ありゃ｣
一平｢リスさーん！｣
孫次郎｢リスさん戻ってきて〜……｣
何だか牧之介が後ろでぶつくさ言ってる気がするけどスルー。登ってしまったリスちゃんにみんなで声をかける。
竹谷｢うーん、しょうがない。もうそっとしていてあげよう｣
一平｢はい……｣
牧之介｢いや、あのー、リスはここに｣
『残念だったね、せっかく懐いてくれたのに』
孫兵｢そうですね……｣
牧之介｢もしかして相手にされてない？……仕方ない。作戦の練り直しだ……ブツブツ……｣
そのまま牧之介はトボトボと森の奥へと歩いていった。毎回コスプレまでしてご苦労さんな事だ。せっかくならその手の仕事でもすればいいのに。
『……行きましたね』
竹谷｢はぁ、まったくはた迷惑なやつだ｣
一平｢牧之介のせいでリスさんが……｣
孫次郎｢一平、元気だして｣
竹谷｢……よし！気を取り直して虫採りを再開しよう｣
｢おぉー！｣
『怪我には気をつけてね』
｢はぁーい！｣
みんながまた各方向へと散っていく。私は……ずっと座ってるのもあれだし、みんなの所を回ってみよう。
この後牧之介はもう一回私たちにちょっかいをかけてくるんだっけ。面倒くさいことは嫌なんだけどなぁ……
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
