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滝夜叉丸｢いやぁ、ここに書いてある"イケイケドンドーン！"に隠された意味でもあるのではないかと思って考えていたのだ｣

『……それは無いでしょ』

滝夜叉丸｢いやだって、｣

綾部｢単にイケイケドンドンの気持ちで頑張れってことなのでは？｣

滝夜叉丸｢え、それだけ？いや、まさかそんな……この優秀な私が意味を取り違えるなど……｣

『……七松先輩だよ？』

滝夜叉丸｢…………｣





滝夜叉丸は｢……そうだな｣と小さく頷いた。






タカ丸｢僕たちこの山の中で完全に道に迷っちゃったみたいだねぇ｣

三木ヱ門｢ああもう！左門も三之助もいないのに迷子だなんて！｣





その通り過ぎた。まさか思うまい、決断力と無自覚の方向音痴がいない状況で迷子になるなんて。……そもそも私には疑問があるんだけど、





『てかなんで私たちはここへ来てるの？』

三木ヱ門｢は？……喜八郎お前、Aに説明してなかったのか？｣

綾部｢あ、忘れてた。ごめーん｣

『ああ……うん……許した……』

タカ丸｢Aちゃん喜八郎に甘いよねぇ｣

『……そうですかね？(すっとぼけ)』





全く謝る気のないごめんでも許す。可愛かったからね。可愛いは正義なんだよ。そもそも話が進まない。

食堂でシナ先生とお話していたところを綾部に突然腕を引かれ
、門まで来ればアイドル学年勢揃い。また拉致か？と思って抵抗しようとしたけど外出届けは何故か既に用意されていて、小松田さんへ渡されて、なんだか雲行き怪しい裏々山へと連れてこられたと思ったらこの有様。





滝夜叉丸｢ゴホン。今日は来月行われる"忍たまNever Die(決して死なない)・超絶死闘！ウルトラ大マラソン大会"の下見なのだ！｣

『なんて？』





決して室町では聞かない単語が聞こえたような気がしたけど？Never Dieつってるくせに死闘って矛盾が酷いし。死ぬか死なないかでかなり変わると思うんですが……？

忍たまの世界だから大目に見ろってか？……どうせ学園長の突然の思いつきなんだろうけど毎回ネーミングセンスどうなってんの……

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