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12話 ページ13

「と、特別な後輩、、?」

「ああ、特別な…、、わ、忘れろ!」

降谷が慌てて先程言った言葉を訂正し始めた。

「む、無理です!」

「無理じゃない!」

お前だって成績優秀なんだろ、それくらいできる。と半ば強引な降谷の説得にAは慌てふためく。
当たりは暗くなり始めていて次第に人も少なくなってきた。

「…帰るか」

「…そうですね。」

「送る。」

Aはありがとうございますとお礼を言い立ち上がった。そこにAのスマホの着信があった。

「あ、松田先輩」

「は、また!?」

「こんばんは松田先輩。どうされましたか?」

降谷は不覚にも松田に、なんでAの電話番号を知っているのかを聞くのを忘れていた。そして、電話番号もまだ知らないでいた。

「あー、降谷先輩と一緒ではないですけど…いないんですか?」

ん?と降谷は耳を疑った。
今、一緒にいるのにと___

「はい。それでは…」

数言話すと電話を切った。

「なんで?」

「はい?」

「なんで…なんで、あんな嘘を…?」

Aは自分のスマホを顔の前に持っていき考えた。

「んー、秘密。そう言えば、私降谷先輩の電話番号知らないんです。」

降谷先輩以外の電話番号は知ってるんですけど…と付け足しながら、降谷の前にスマホを差し出した。

「降谷先輩は私の電話番号なんていらないかもしれないですが、私は降谷先輩のやつ聞きたいです」

そう言ってはにかむAに降谷は心に矢が刺さったように、ときめきそして嬉しくなった。

「いいよ。電話番号くらい…」

「やった!これで、降谷先輩と毎日電話できますね」

ガッツポーズをしてAは喜ぶ。その姿をみて降谷は可愛くて仕方がないと思ってしまった。
すぐ交換をして自分のスマホ画面にAの名前があり、降谷は嬉しさが顔に出でいたのか目の前のAが笑った。

「なんだよ。」

「いや、先輩可愛いなーって…」

「か、可愛いだと、、」

「先輩、普段から顔が可愛いのに笑うともっと可愛いなぁって思ったので」

正直に言うと、男が女に可愛いなんて言われても嬉しくないに彼女だからなのか、どんなことでも一喜一憂してしまう自分がいた。

「男に可愛いなんて言うなよ。」

「…降谷先輩にしか言いませんよ?」

ほら、またそう言う。まるで自分をこっち側に落とすようなそんな行動をする彼女。

「反則___」

「え、え、何がですか!?」

「お前には教えないよ。」

そんなーと悔しがる彼女を見て喜ぶ自分もいた。

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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてますもう最新しないんですか?出来ればまた、最新して欲しいです頑張ってください応援しています (2021年5月5日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 環奈さん» 本当ですか!?作った甲斐があります!これからもこの作品をよろしくおねがいします(^^) (2018年6月9日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 警察学校組の作品いっぱい見ましたけど、この作品が一番好きです (2018年6月9日 12時) (レス) id: 7c11cf583b (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - いえいえ、どういたしまして。はい、わかりました。続き頑張ってください。 (2018年6月7日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 和美/美香さん» 初コメントありがとうございます!引き続き皆仲良くやっていきたいと思います! (2018年6月7日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷっちょ | 作成日時:2018年6月7日 8時

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