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4人と話し合って、
俺はどうしたいのか、
脱退ということの大きさに
余計に覚悟が決められないでいた
このまま大ちゃんと会っても
何も話せない
と思っていたのに、
「うそ」
「よっ」
家のインターホンがなって、
出てみると大野さんが魚を持って立っていた
「大きいの釣れたから
食べようぜ」
「え、え、え、」
「早く入れて」
混乱しながら玄関をあけると、
魚を渡してきて、自分はそのままハルと
たわむれる。
「ハル〜 久しぶりだな〜」
「待って大ちゃん
俺、大ちゃんとはまだ話せない」
「.....とりあえず食べよう」
魚は大ちゃんが捌いてくれて、
2人での夕食をとる。
「翔ちゃんに聞いた。
解散すると思ってなかったんだって？」
「うん」
「馬鹿だなぁ」
「うん」
「あ、ここうまいからあげる」
切り身を俺の取り皿に置いてくれる。
「本当はステージに立ちたいんでしょ？
嵐をやめたくないんでしょ？」
「.....」
「腰のことも分かるし、
ライブに出れないなら嵐やめるっていう
チビの考えも正直わかるから反対しない」
「.....」
「でも、脱退以外の道もあると思う」
「大ちゃんらしくない」
「なにが？」
「お前が決めたならそれでいい、って
言うと思ってた」
「そりゃあそれでいいけど、
明らかに迷ってるじゃん」
弟が迷ってるのに、
見過ごすわけにはいかないでしょう。
「夏樹、俺は、
6人でいるから嬉しいことが倍になるし
6人でいるから悲しいことが分散すると
思ってる。だからさ、お前が今悩んでること
俺にも教えて」
久しぶりに夏樹と呼ばれた。
こんなアツいこと言うなんて
「俺らしくないのも分かってる。
けど、1人で悩まなくていいって
お前が俺に教えてくれた」
脱退のことだって
お前一人で背負わなくていいんだよ。
そう言って大ちゃんは笑ってくれた。
そして俺たち明け方まで話しあった、
嵐のこれからを。
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結月(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2021年5月14日 21時) (
レス) id: 62bb5f4ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽちゃん - 初めまして！この作品すっっっごく面白いですね！更新頑張ってください！応援してます！待ってます！！ (2019年12月3日 23時) (レス) id: 13e108755d (このIDを非表示/違反報告)
みかづき - 応援してます！頑張ってください！ (2019年10月1日 21時) (レス) id: 49da0e68a3 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき - めちゃくちゃ面白いです！ 楽しみに更新待ってます！ (2019年10月1日 21時) (レス) id: 49da0e68a3 (このIDを非表示/違反報告)
都姫 - とっても面白いです！これからどうなっていくのかが楽しみです。これからも更新頑張って下さい！ (2019年9月19日 9時) (レス) id: 9ad8328503 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃい子 | 作成日時：2019年9月9日 21時
