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「はい。これが、ケーキセットのガトーショコラとカフェオレなーおおきにー」
カウンターだったから、大倉さんがそのまま料理を置いてくれた。
「なに、ヤスとすばるくんの知り合いなん？」
「あ、いえ...一度だけお店に」
「そっかそっかーうちの店は初めてやんな？」
「そうなんです、最近、毎日ここ通ってて」
「へぇー毎日はすごいな笑」
「今、暇人なので」
「そうなん？ええなぁー暇人」
ごゆっくり〜と、ニコッと笑って、大倉さんは次のお客さんを対応していて。
私は頼んだガトーショコラを1口頬張った。
...美味しい！
甘すぎず、口飽きもしない。
チョコレートも濃厚で、とっても口に合って美味しい。
カフェオレも飲みやすくて、ラテアートのハートマークが可愛くて思わず写真におさめてしまった。
私がカフェを楽しんでいると、それほど人もまばらになってやることがなくなったのか、カウンターの中で大倉さんと安田さんと渋谷さんが話している。
「ちょっとすばるくん、愛想なさすぎやって」
「俺に愛想求めるなら可愛ええ女連れてこいや」
「いっぱいおるやん」
「ちゃうねんなぁ〜！もっとこう...『女の子』ちゃうくて、『女』がええねん、分からん？」
「熟女ってこと？」
「しぶやんはこだわり強いからなぁ〜」
「あくまで、『女』やねん！そこは譲れん！」
...すごいな。
会話の内容だけ聞いてたら、居酒屋よ？
カフェにあまりにも不釣り合いだし、なんならお客さんの私にまで声聞こえてるし。
でも仲良さそうで、男子っぽくて、楽しそう。
でもあのイケメンな大倉さんの口から「熟女」って...
とか考えてたら、ふっと安田さんがこちらを見て微笑んだ。
...人を観察するクセなんとかならないかな、私。
「ごめんなぁ、うるさくして」
「全然大丈夫です！聞いてて楽しかったので」
「ほらしーぶやん！裏行こ！迷惑やから」
「ちょ、二人とも。裏行くならここの食器持ってって」
「...ったく、相変わらず人使い荒いな大倉は。おっちゃん疲れとんねんぞ」
「タダで食べさせてあげてるんだから文句言わんといて」
漫才のような掛け合いを聞くのが楽しくて、「あぁまたしばらくはカフェ通うんだろうなぁ」なんて考えたら、頬が緩んだ。
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倉安LOVE - これからのすばるくんと主人公ちゃんのやりとりに注目していきたいね。 (2018年11月3日 0時) (
レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 倉安LOVEさん» 嫌いなのか……好きなのか……笑 (2018年11月2日 21時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - すばるくんは未だに主人公ちゃんのことを嫌っているのかなぁ？これからどうなっていくんだろう？ (2018年11月2日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - はい、楽しみに待っています。 (2018年10月30日 10時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 倉安LOVEさん» ありがとうございます！！！いやー主人公ちゃんどうするんでしょうね...笑 楽しみにしていてください！ (2018年10月29日 19時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2018年10月14日 8時
