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「ちょ、俺が心狭い人みたいになるから、謝るのやめて」
「らっだぁさん。A、純粋なんすから、やめてくださいよ」
「……ゴメンナサイ」
？？
もしかして、間違えた？
顔を上げて、首を傾げれば。「Aは、このまま優しいまま、育っていけばええよ」とゾムくんに頭を撫でられる。
どういうことか全く分からない。
「本当、ゾムと付き合ってんの謎だわ」
「らっだぁさん、ええでしょ」
「…いいもーん。俺にもおるし」
「え？」
ラダくんの言葉に思わず、声が漏れる。
ゾムくんは言いたいことが理解できたのか、今にも吹き出して笑いそうである。
ラダくんは、少しだけ怒った顔をして、私の方を向いた。
「俺にだって、彼女くらい居ます〜！」
「え、ぁ…ごめんなさい。１週間ずっと、お花のお世話のお手伝いしてくれてたから…」
「それは、ゾッ…むぐっ」
「らっだぁさんの彼女は忙しいんよな？？な？らっだぁさん？」
え、こわ。
ゾムくんが急にラダくんの口を塞ぎ、威圧的にそう言う。
コクコクと首を縦に何度も振ったラダくんに、「そっかぁ」と返したところで、ゾムくんから解放されるラダくん。
私が知ってはいけないことがあるのかもしれない。
「ここが、アスレの庭園だー！」
バーンっと効果音がつきそうなほど、盛り上がりを見せるラダくん。
その後ろには、アスレチックをするためのセットが建ち並んでいる。
そして思った以上に、沢山の人がいて、賑わっていた。
「…すげぇ、おもしろそうやん」
「ゾムくん好きそう」
各々の感想を述べれば、ラダくんが自慢げに微笑む。
「ゾムは、絶対、アスレチック部に入るべきだと思うんだよね〜」
「確かに！ゾムくん、運動神経いいもんね」
「流石、花宮！よく分かってるじゃん」
「でしょ〜？」
ゾムくんに「頑張れ」と応援すれば、「チアリーダーもええな」と訳の分からないことを抜かすので、一歩下がる。
ゾムくんとラダくんは既にお互いに、準備が整っているようで、アスレチックをするき満々だ。
「それじゃ、ゾム。約束通りに」
「おー、ええで。…ま、勝つのは俺やけどな」
スタートラインに立つ二人。
正直、どっちも頑張って欲しい。ただ、ゾムくんが変なことを言ってくるので応援はしないでおこう。
「花宮、スタートかけてくれる？」
「いーよ！準備はいい？」
「いつでも」
「えーよ」
「それじゃ。3…2…1…スタート！」
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月見(プロフ) - ゆうなさん» 感想ありがとうございます！！文才が足りないところも多々ありますが、頑張ります！（笑） (2021年2月22日 20時) (
レス) id: 3ca37bb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 続編…！！！！！はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、ゾムがイケメンだ、イケメンだぁぁぁぁぁっっ！！！そして夢主も可愛いっっっ！！ぁぁぁぁぁぁあぁあ、話が面白すぎる！そしてめっちゃ癒されます…てかもうにやけ顔が収まらんww これからも頑張ってください！！！ (2021年2月18日 4時) (レス) id: 53cc08d6c4 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - RURUさん» 続編の方にも、感想ありがとうございます！続編も頑張りますね！ (2021年1月23日 16時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - すき焼き…(訳:続編も最高です) (2021年1月14日 16時) (レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2021年1月13日 23時
