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「仲直りのちゅー、して？」
「え？…ぁ…う、ん」
私が拒否できる立場じゃない。
小さく頷いて、ゾムくんの袖を引っ張る。
立ち上がっているゾムくんの背は私より断然、大きくて、背伸びをしてもキスはできないだろう。
「しゃがんで、よ…」
小さくそうお願いすれば、ゾムくんはニコニコと笑って、しゃがんでくれる。
ただ、今度はしゃがみすぎである。
「ねぇ、いじわるしてる？」
「んふふ、Aが可愛くてつい」
「……むっ」
ゾムくんの肩を手をグーにして殴れば、痛がることもなく「すまんって。ほら、これでえーやろ？」と言いながらも、私の高さに合わせてしゃがんでくれた。
最初からそうすればいいのに。なんて思いながらも、ゾムくんに近づいて、肩あたりに手を置く。
「…目、瞑ってね」
「はいはい」
目を閉じたことをしっかりと確認して、ゾムくんの唇にキスを落とす。
温かくて柔らかい感覚が私の唇から全身に伝わっていく。
ゆっくりと、唇を離そうとすれば、ギュッと腰に腕を回されて、思わず目を開けた。
目、開けてるし。
私をじっと見つめる翡翠色の瞳。
その目は�爐泙澄⇒澆靴き瓩噺世辰討い襪茲Δ如∋笋泙播�れてしまいそう。
今度はゾムくんが色んな角度からキスを落としてきて、それに応える。
「ん……」
「はぁぁ……止まれた。…これで、仲直り、やな？」
「…うん」
ゾムくんに引っ張られるようにして、ソファに座れば、ゾムくんの体の中にすっぽりと収まって、後ろから抱きしめられる。
やっぱり、ゾムくんの体温は安心する。なんて思いながらも、小さく微笑む。
「あんなに怒っとったの、A、初めてやない？」
「？…怒ってないよ」
「え？怒ってなかったん？」
「うん。ただ、なんて言えばいいかわからなくて。……不安でいっぱいだっただけ」
「ふーん、俺が他の女の人とおったのに、怒ってくれんの？」
「……その言い方、嫌。……こらっ」
「〜〜！かわええ〜！」
ギュゥッと抱きしめる力が強くなって、少しだけ苦しい。
でも、さっきの気持ちを思えば、幸せな苦しさで、嫌だとは思わなかった。
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月見(プロフ) - ゆうなさん» 感想ありがとうございます！！文才が足りないところも多々ありますが、頑張ります！（笑） (2021年2月22日 20時) (
レス) id: 3ca37bb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 続編…！！！！！はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、ゾムがイケメンだ、イケメンだぁぁぁぁぁっっ！！！そして夢主も可愛いっっっ！！ぁぁぁぁぁぁあぁあ、話が面白すぎる！そしてめっちゃ癒されます…てかもうにやけ顔が収まらんww これからも頑張ってください！！！ (2021年2月18日 4時) (レス) id: 53cc08d6c4 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - RURUさん» 続編の方にも、感想ありがとうございます！続編も頑張りますね！ (2021年1月23日 16時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - すき焼き…(訳:続編も最高です) (2021年1月14日 16時) (レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2021年1月13日 23時
