このピュア〔？〕あなたに届けたいっ！【呪術廻戦】

ピュア ３５ ページ39

「なんでAさんて七海さんのこと好きなの？」



「えっっっっ」






悠仁くんがそう言えば、私も気になってた！と野薔薇ちゃんに詰め寄られ恵くんは興味なさそうにしてはいるがこちらの話を聞いている


え〜〜……どーしよっかな〜！






「ふっふっふっ、君たちには特別に教えてあげよう」



「ほんと！」



「前から聞きたかったのよね〜」



「わかったわかった、そうだなぁ私が高専に入学して少し経ったくらいの頃だったかな……」









　









　









　









「本日は２年の先輩と合同で任務に行ってもらいます」



「先輩とー？」



「はい。そろそろ来ると思うので、挨拶ちゃんとしてくださいね？」






はーい、とやる気を感じられないような返事を返す。だってやる気ないもんね


２年の先輩と合同でとかそんな大変な任務なの？


２年の先輩って誰？？伊地知と行けたらよかったのにぃ……




なんて、車の前で悶々と考えていればこちらへ小走りで向かって来るいつか見たハーフ顔の先輩と思われる人


っえ、あの人！？あの人なの！！？






「お待たせしてすみません、今日はよろしくお願いします。……って、あなたはこの前の…………」



「一緒に行く先輩ってあなたのことだったんですね！ヤダもう今日頑張れる！絶対秒で終わらす。終わらせて一緒にカフェ行きたい。

あ、えっと、有馬Aって言います！今日はよろしくお願いします！！きゃーっ！挨拶しちゃった！」



「……と、いう感じなので慣れてください七海くん」



「できればよろしくしたくない人種ですね。私は七海建人と言います」



「七海さん…！名前がカッコいい！！」






きゃーきゃー騒いでいれば「さっさと乗ってください」と言われ渋々乗ることにしたけど興奮は冷めなくてずっと話しかけてた


それはそれは呆れられるほどに。



えへっ。




でもさ、今思えば私、あの時浮かれ過ぎてたと思うんだ



　

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