36 ページ36
[A]
凛さんはとても嫌な笑みをして、
凛「何故その女を今の今まで生かしていたか教えてあげる。
それは………こうゆうことよ!血気術!人形劇!!」
不死川「っ………!?」
不死川さんが私を抱きとめている腕が一瞬揺らいだ。
そして直ぐに抱きとめていた腕を離され、
遠くに投げ飛ばされてしまった。
A「ぐはっ………ごほっごほっ…!!」
ま、まさか…!!
不死川さんにも血気術をかけたの!?
しかも凛さんの血気術は、1人だけにしかかけられない訳では無い。もちろん私もまだ術がかかったままだ。
どんどん嫌な予感が強まっていくと、
凛「命ずる。
どちらかが死ぬまで戦い続けろ。さぁ、仲間同士、殺し合いなさい!!はははははっ!!」
………………!?そんな!?
その命令が下った瞬間
身体が勝手に動き不死川さんに剣を振るいだした。
やめて!!お願い!!
自分の身体!止まって!!お願いだから!!
A「っ…………!!」
だけど、身体はゆうことを効かず
不死川さんに剣を振り続ける。
不死川さんも私の攻撃を全て軽々しくよけ、
逆に私に剣を振るってきた。
A「うっ………!!」
ギリギリ避けたが、
右上腕に剣が掠れて血が出た。
先程炭治郎くんを庇った時の右足首の骨折、
そして腹へのダメージ……もうかなり身体がボロボロの状態なのに、柱である不死川さんと戦い続けたら間違いなく死ぬ。
身体がボロボロなのに、
凛さんに操られているせいで驚くぐらい素早い動きで不死川さんに攻め込んでしまう…。
A「不死川さん!避けてー!」
不死川「A!避けろーー!」
凛「ぷっはははははっ!
本当に面白いわ。人間を操るのって。これ程の生きがいはないわ。」
くっそー!
凛さんはずっと笑いながら高みの見物なんて!!
これ以上…不死川さんを傷つけたくないのに!!
ただでさえ傷が多い不死川さんの体に、どんどん血が………
全部私が傷を付けているなんて…
不死川さんを………愛してしまっている不死川さんを…これ以上傷つけたくない。
早く不死川さんが私を倒してくれれば…
それもダメ…
優しい不死川さんはきっと自分を責めてしまう……
だったら、どうすれば良いか1番自分が分かっているでしょ…
自分で自分を止める!!
57人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ! (2020年5月19日 15時) (レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ!そう言って頂けると本当に嬉しいです(><)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、!めっちゃ話の内容好きです!作者様、書いてくれてありがとうございます! (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ!すみません!気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花月 | 作成日時:2020年2月8日 18時