ずっと2人で。[鬼滅の刃][不死川実弥]

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[A]






A「桜の呼吸 壱ノ型 桜門筋!!」




炭治郎「水の呼吸 壱ノ型 水面斬り!!」







炭治郎くんと呼吸を合わせて
凛さんに斬りかかるが、





A、炭治郎「なっ………!?」







刀を片手で受け止めた。
そんな！！いくら強くたって片手で!?






凛「こんなもんなのかしら？弱いわね。」




凛さんは刀を受け止めていた方の手を器用に動かし、炭治郎くんを木に吹き飛ばそうとした。






A「炭治郎くん！！」







慌てて炭治郎くんを庇って
木と炭治郎くんの間に自分が割り込んだおかげで
炭治郎くんには怪我がなかったが、






ゴキッ！！！






A「うっ…………」






炭治郎くんを庇った衝撃で、
右足首を骨折してしまった。






炭治郎「はっ！Aさん!!」





A「だ、大丈夫…!!私なんか気にせず、凛さんを！」






そうだ、まだ凛さんの攻撃がくる…
慌てて片足で立ち上がり、ズキズキ痛む右足首を無視して走った。






A「桜の呼吸 肆ノ型 乱れ桜！！」






うぅぅ！足が痛い！
痛いけど我慢我慢！！





上半身をねじ曲げて強い技をだした。
これなら………！？





嘘…凛さんの首に刀が当たってるのに、切り傷すらついてない。


今まで斬ってきた雑魚鬼とは
比べ物にならないレベルで首が硬い。



動揺してる隙に凛さんは私の腹に強い蹴りをいれた。






まずい!!呼吸を使うために近づきすぎた!
しかも右足首が折れてるせいで上手く避けれず、近くの木に吹っ飛んでしまった。







A「ぐはっ……!!」




蹴りの勢いがすさまじく、吐血した。
強い……これが十二鬼月……。






炭治郎「Aさん!!」






凛「んーつまらないわね。もうちょっと私を楽しませて頂戴。血気術……」







A「……………!?」

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