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[不死川]
俺は一瞬こいつの言ってる爆弾発言が衝撃すぎて
思考が停止してしまった。
A「あのー、不死川さん？」
ひょいと覗いてくるこいつに慌てて思考を取り戻し、
不死川「そんなの許可だすわけねぇだろ。なんでいきなり。」
そもそも、こいつに剣術を教えたのは
鬼殺隊に入って欲しかったからじゃねぇ。
そのまま放ったらかしにしていたら
すぐに喰われそうなくらいに弱いからだ。
A「私、鬼殺隊の人たちにはお世話になってばっかりで……せっかく不死川さんが呼吸まで教えてくださったので、役に立ちたいんです！」
不死川「ダメだ。ちょっと呼吸が使えるようになったくれぇで調子にのるな。」
そう言うと、Aはむっとして
頬に空気を膨らませて少し拗ねた。
A「そしたらもっと鍛錬重ねて強くなります！
なのでお願いします!!」
不死川「ダメなもんはダメだ。お前は元々こっちの世界の住民じゃねぇ。
鬼殺隊っつーのはな、命懸けの仕事なんだよ。今まで何人もの剣士や柱も鬼によって殺されてきた。
それに、この間お前を襲ってきた雑魚鬼とは別に十二鬼月というさらに強い鬼が12体もこの世にはいる。
昨日そのうちの一体は冨岡によって倒されたらしいが、まだ11体もいる。そんな危ない戦場にお前を差し出すわけねぇだろ。」
こいつには十二鬼月の存在をまだ説明していなかったからな。説明しておけば普通の女なら怯えて引くだろう。
そう思い返答を待っていたら
A「だったら尚更です！私を鬼殺隊に入れてください！」
不死川「はァ？？お前今の話聞いていなかったのか？」
A「ちゃんと聞いてました！でもそんなに強い鬼がいるなら人数が多い方がいいはずです！
入れてください！お願いします！皆の役に立ちたいんです！教えてくださった不死川さんにも恩を返したいんです！」
その真っ直ぐな眼差しに、
俺は頷くことしか出来なかった……。
俺が頷けばAはとても喜びだした。
不死川「だがァ！鬼殺隊に入るとなったら、もっと訓練をついやすから覚悟しとけェ！！」
A「ももも、もちろんですよ!?」
一瞬焦ったAの顔が妙に面白くて、
そこからはなんも言えなかった。
ここで断っていれば、
こいつを苦しませることもなかったのだと今の俺には分からなかった。
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美月(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ！ (2020年5月19日 15時) (
レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ！そう言って頂けると本当に嬉しいです(＞＜)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、！めっちゃ話の内容好きです！作者様、書いてくれてありがとうございます！ (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ！すみません！気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう！ 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花月 | 作成日時：2020年2月8日 18時
