流星群と王子様 (ページ23)

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本家からページ23

『恥ずかしいーーー！』

初めて、キスされてテンションが…

どうしよ、ドキドキする

本当に好きだなぁ

キーホルダーを大切なものを入れている箱に入れた

渡された箱のままで

そして、あるものが目に入った

『こんなもの…いつ貰ったのかな…？』

それは美女と野獣のベルの横顔のキーホルダーだった。

可愛い

というか、キーホルダーとかすごい取っているなぁ

そのキーホルダーをカバンに付けた

幼い時の写真を見ようとした時に同時に落ちた綺麗な封筒と写真

その写真には

ある男の子と小さい時の私だった。

ピアノを弾く男の子と…フルートを吹く私

もしかして

『朱雀さん？』

その写真をまじまじと見つめると面影がある。

すると

？｢Aー？入るよー？｣

そう言ったのは帰ってきたばかりの母だった

『どうしたの？』

母｢お土産買ったよー？はい。｣

そう渡されたのは美味しそうなお菓子だった。

持っていた写真を見て

母｢あら、懐かしいもの見ているのね。｣

『この男の子って、朱雀奏さん？』

母｢そうよ？なんで、Aが忘れるのよ。｣

そう笑いながら話している。

『あのさ』

なんで、忘れたのか自分では分からないの

母｢急に話変わるけど、Aにとってはおばあちゃんに当たる人が亡くなったの。川反本家と血が繋がっているのは私達しかいないから、出来れば継いで欲しいって…｣

川反は私と母の前の苗字

川反一族は昔から家柄に富んでいるけど、人間関係が最悪で私と母は逃げた。

『私は嫌だな』

昔から母は姉や妹達からいじめられていた。もちろん、私もだ。