流星群と王子様 (ページ22)

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ファーストページ22

『もう少しで着きそうです』

奏｢家？｣

頷くと、朱雀さんが私に手の甲にキスをした

かっこいい…

奏｢帰したくないって気持ちが分かる。また、明日会えるのにね。｣

私もそうです。

だから

『私も帰りたくないです。そんなこと言ったら、迷惑ですよね』

下を俯くと頬を優しく持ち上げられて、

そのまま、唇にキスされた。

こんな所で…

ファーストキス。

餅みたい

『じゃあ、また明日』

もう、ヤバいの…

そのまま逃げていくように行った

ヤバい…

『嬉しすぎる…』

そう言って、家に入り、

ただいまと小さな声で言った。

すると、

近くに来たのは

『…え？ハルさん？どうしたんですか？』

ハル｢よぉ～、久しぶり～｣

そして、馴れ馴れしく肩を引き寄せるけど、お兄ちゃんに止められた

広臣｢俺の妹には手を出すなよ｣

ハル｢えぇ～、ちょうどいい歳なのに？｣

何言ってんのこの人

『彼氏出来たので失礼しまーす』

そう言って、部屋に向かった。

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ハル｢え？Aって、彼氏いたの？｣

広臣｢本人が言っているんだからそうなんだよ｣

ハル｢えぇ～、割と本気で狙ってたのに～｣

広臣｢うん、お前のこと殴りたくなった。｣

ハル｢え、怖い怖い。｣