川村壱馬に拾われました

本当に優しい ページ6

『あー、元取れるぐらい食べれた〜(笑)』




壱馬｢結構そういう子好きやわ(笑)｣






川村さんの家まで歩くのは大変だからタクシーで向かうことにした。





『川村さんの職業聞いてなかったね。どんな職業？』





壱馬｢まぁ、芸能関係｣






はぐらかされた。







まぁ、仕方ない。






タクシーの外を見ると腕を組んで歩いている元彼と誰か知らない女。





ほらね？浮気されていたんだよ。




壱馬｢…｣





『…』



すると手を握られ頭を優しく撫でられた





壱馬｢服買いに行こか。｣





え？





『いや…』





そんなことより、早く温まりたい。





寒い





腕などを摩っていると






壱馬｢もしかして、寒い？｣




タクシーを出て、立派な高層マンションが目の前にある。





壱馬｢ほら、行くで。｣





優しく手を引かれ、マンションに入った





そして、24階を押し、家に入った






すると目に入った綺麗な靴






とても生活感が無い家。






壱馬｢Aの部屋はここかな｣





そこには何も無く、物足りない感じがした。





やっぱり、生活感が無い





『川村さんって本当にここに住んでるの？』





壱馬｢おう。(笑)｣





そういう事か





『外食ばかりだよね？』





すると、視線を外したのを見逃さなかった。






壱馬｢バレちゃった…(笑)｣






『私に家事全部任せて貰えないかな？』





そう言うと






壱馬｢ホンマに？！｣




『うん』





一応、家事全般は得意



ただ、職探ししなきゃ…

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