川村壱馬に拾われました

お腹空いた ページ5

『お腹空きすぎて、気持ち悪くなっていました…』



？｢だから、なんぼでも食えや(笑)｣





連れてこられたのは焼肉バイキング






とにかく、美味しそうで…






『あのー…私金なし、家なし、職なしなんですが…』






？｢俺はアンタ1人、飼う余裕はあるで。(笑)｣






『あ、自己紹介してなかったですね。黒木Aです。一応、今年で24歳です』





見ず知らずの恩人にそう伝えた





？｢Aな。了解。川村壱馬。｣




肉が焼けて、本当に輝いて見えた







壱馬｢ほら、いっぱい食べて、元取るで。｣






そう言われ、たっくさん食べた。






美味しすぎ…






壱馬｢ここ安くて、美味いんだよなぁ｣






『いつも来るんですか？』




壱馬｢おう。ってか、タメ口でええのに｣






すごい、優しい。







しかも、めっちゃ美形…





声も綺麗






しかもめっちゃ食べてる





『ありがとう。』




イケメンだなぁ…






壱馬｢A、それで何があったの？｣





ですよね…






『実はー…』






今まで起きたことを全て話すと川村さんは頷きながら聞いてくれた。







『本当に最悪だよねー』






笑えてくる





壱馬｢本当に散々やな(笑)｣





『ほんとにそうだね。』





壱馬｢やっぱり、俺、Aのことを拾ってもいい？｣

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