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第2話 ページ4











その後ハッパと行く準備を済ませ家を出る自分に不屈だが俺は本当あいつらに見透かされてんなと実感させられる。




まぁ自分でも俺の性格上行けばなんとか普通にやり過ごせるのを知っている。




けどこの違和感はきっと別物。。





違和感がスッキリしないまま学校に着いたが、今日はその違和感と別に俺が学校に行きたくない理由は他にあった。




この街に住んでる人間は全員、俺の嫌な関西弁を喋ると言う事。





その言葉遣いを聞くだけで、






中学の全国大会の時に、惨敗したことが頭を過ぎる。





貴方「クソッ...今度は全国の舞台でぶちのめそうと思ったのに…」





転校って…






本当に運悪すぎ。






しかもせっかくライバル(烏野)復活ってのに…





貴方「あーもう…マジで運悪すぎだろ…。」





モヤモヤしながらぶらぶらと何も考えず校舎に入った。のだが、…





他の生徒につられて校舎入る場所間違えた…、本来なら今日は教員が使ってる方の入口から入って教員室で担任と待ち合わせだ。





あーくそ...職員室どこだ、、ってかここどこだ。





「あの人カッコええな。」


「見たことない制服やな〜」


「なぁ、声かけてみよ?」




どうするかと 呆然と立ち尽くしている俺の周りに、女子が集まりだんだん賑やかになっていく。



職員室の場所聞きてえけど、女子は話が長いからな…と言うよりあまり関わりたくねえ…




けど、周りにいるの女子ばっかだし…



悩み立ち尽くしていると、ひときは目立つ身長の茶髪の生徒()が俺の横を通った。




?「…。」





結構背高えな…180はあんな。






よし あいつに聞こう、今あいつ以外俺の周りには女子しかいねぇし。






関西って言っても普通に関東の言葉は通じるよな...?




…まぁどっちみち聞くしかないけど。




俺に声を掛けようとしていた女子を自然に避けるようにして、歩いている茶髪の背中をポンと叩くと、涼しげな切れ長の瞳と目が合う。



貴方「職員室どこか教えてください。」




...敬語なら通じんだろ。




?「…そこの隣の校舎の2階。」





と、他の奴とは違うイントネーションでニコリとも笑わず隣の校舎を指差しぶっきらぼうに教えてくれた。



こいつのは関西弁なのか..?




貴方「ありがとうございます。」





隣の二階って言われてもなぁ…





…まぁ行けばわかるか。



























角名「…。」

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真柴白 - 侑が関わる小説は、大体面白い 更新待ってます。(≧∇≦)/ (2021年1月30日 20時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - 面白くて好きです!!更新、頑張ってください!!応援してます!! (2020年7月30日 0時) (レス) id: f9dcd211e3 (このIDを非表示/違反報告)
さゆまる(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月22日 0時) (レス) id: 55214cd16a (このIDを非表示/違反報告)
さゆまる(プロフ) - そうなんですね!じゃあもっと強い感じで頑張ってみます!参考になりました!ありがとうございます!!(*^^*) (2020年2月22日 0時) (レス) id: 55214cd16a (このIDを非表示/違反報告)
ノズル - バラエティ番組で、見たのですが、関西弁が一番癖が強い言葉って、バラエティ番組の人が言ってました。 急にこんな話をしてすみません|ω・`) (2020年2月22日 0時) (レス) id: cb447f3d3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆまる | 作成日時:2019年6月14日 8時

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