教会のエキストラ (ページ8)

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「アダム早速任務だ。」

待ちに待った僕の初任務。わくわくするどんな任務だろう。

「今回は、私と2人少し早いと思うか、私がついてるしまあいいだろう。」

初めてなのでわからないけど、師匠の邪魔にならないようにしなくては。

「任務は、西の地方の祠にあるペドラと呼ばれる宝石がある。それを回収することだ。」

宝石の回収？

「ちょ、ちょっと待ってください。も、もっとかっこいい任務はないんですか？ボディーガードとか、悪の組織と戦うとか。」

「馬鹿野郎。ペドラがないと、エキストラには、なれんぞ」

…そうだったのか。

ほら。そう師匠が、自分のペドラをして見せてくれた。

「…綺麗」

思わず声を出してしまった。

「だろ？私のペドラはアイオライト。ガラスみたいで、綺麗だ。ペドラには、色々種類があるんだが、それはエキストラだけが、狙っているんじゃないんだ。」

師匠の話によると、ロゼブレインとよばれるエキストラに対抗する組織だそうた。彼らは世界滅亡が為ペドラを集めるそうだ。

「ペドラには沢山の力があり、ペドラを食することで、大いなる富や、力が、与えられる。エキストラはこれを持ち歩くことで、ロゼブレインに遭遇することができ活動を少しでも、阻止することができる。」

む、難しい。そして深い。

話を聞いている途中で、気がついたけど、師匠のペドラの隣で、光り輝く指輪が…。

「師匠…。もしかしてその指輪」

「あ。見た？見たのか？」

慌て出す師匠。
「はい。」
見てはいけなかったのか？

「私の性に合わないから、隠してたけど。これは、大切な人から貰った物だ。」

もういないけど。最後にそう付け足す師匠。

でも、師匠に大切な人って、想像できない。

「そんなことより、任務だ。任務！西の地方行きの船は、今日しかないんだ。だから今日中には、出発するぞ。あと、荷物は、軽めに。わかったか？」

「はい！」

この時僕は、しらなかった。楽しい任務になるはずが、最悪の任務になることに。