じ ぇ ね 日和、[２]

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じーーーっと見つめてたら

龍友がペンを止めて

ふとこちらを見た。









真っ直ぐな

透き通った瞳に

ドキッとする。









カチャッて小さな音とともに

メガネを外す。









この瞬間も

どうしようもないくらい好き。







｢お前……見すぎ｣






『ごっ、ごめん』






｢あぁ〜もーなんか緊張するやんけ 笑｣






『ごめんごめん！集中して！はい！』









龍友の集中を切らさないように

うつむき加減にぼーっと椅子に座る。









見たい。

でも見ちゃいけない。

いやでも見たい。

でも見ちゃったら集中切れる。

でも見たい！！！！！









1人で心の中で戦ってたら


ぽん、っと頭に大きな手が乗せられた。









『ん？』









顔を上げると

にっ、と口角を上げる龍友。









｢もー今日はおーわり｣






『わっ、私のせい！？

そんなっ、気にしなくていいよ！


静かにしてるし、

邪魔だったら部屋に＿＿＿＿、』









｢あ〜わかったわかった 笑｣









そう言うと彼は

呆れたように笑った。

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