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嫌われてる。
そう思っても仕方ない。
なぜなら、ジョングクくんと隣の席なのに
一日話さない、なんて普通で
寧ろ、一瞬でも会話になるならそれはもう、奇跡だからだ。
女子｢ジョングクくんー、今日は誰か決まってるのー？｣
ジョングク｢…煩い、邪魔、どっか行って｣
でもそれは、私限定ではないらしい。
他の女の子に話しかけられても
返事は決まって三言。
煩い、邪魔、どっか行って。
ジミンくんがジョングクくんは人見知りだと言っていたけど
それはどうやら本当らしいし
私は、他人に対してこんなにも壁を作ってる彼と打ち解ける日は来るのだろうか。
一緒に住んでいる以上、会話をしなくては行けない時が絶対に来るのに
この調子だと、私の意気地無しの性格だと
まともに会話なんて、聞きたいことなんて聞けなくて困ってしまう。
＿＿＿＿ｶﾞﾗｯ
女子｢…！！ユンギ先輩がいる！！｣
女子｢ユンギ先輩ー！！私の血飲んでー！！｣
いつもと変わらない気だるげなユンギさんが
私たちのクラスのドアを開けると
イライラしたみたいにクラス全体を見回す。
女子の声なんて、入ってないみたいに。
テヒョン｢あ！ユンギヒョン！！どうしたの？？俺に会いたく…｣
ユンギ｢違う、Aは？｣
テヒョン｢あー、ダメダメ、他当たってよ。そこにいたじゃん、ヒョンに飲まれたい子｣
テヒョンくんはユンギさんが何をしに来たのかを察すると
私以外を当たってって庇ってくれる。
多分私が直ぐに倒れてしまうから。
この間、指の血を飲まれただけで
＿＿＿＿起きたら夜中だった。
なんてことがあったから。
勿論、他の人達には私とこの兄弟が一緒に住んでいるなんてことは勿論秘密にしている。
知られたらきっと大変だからって言う、ナムジュンさんの計らいで。
ユンギ｢A｣
｢は、はい…｣
ユンギ｢指、時間は3分。それ以上はしねぇ｣
＿＿＿＿ダメか？
そう言って悲しそうな顔をするユンギさんに
心が揺らいでしまう。
私は、血を飲まれるっていう行為に危険意識が働いてしまってるのに
ユンギ｢…流石に喉乾いて、俺、辛いんだけど｣
辛いというユンギさんが放っておけない。
心做しか、息が荒いユンギさんを。
ジミン｢だから、他の子…｣
｢さ！3分、以上は…それと、人目がある場所は…その、嫌です…｣
ジミン｢Aちゃん…！｣
｢つ、辛そう…なんだもん…ご、ごめんなさい…！その、ありが、とう｣
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ぴよだんご(プロフ) - MARIさん» マリさんありがとうございます！！続篇！！おぉーー！嬉しいお言葉！！！いつか書けたらと思います！ありがとうございました！！ (2023年4月3日 12時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - 甘々🐱さん最高過ぎます〜！ドキドキキュンキュンでした！完結おめでとうございます！どこかで続編が読めたら…とこっそり思っております★ (2023年4月3日 9時) (レス) @page50 id: 50706b81ce (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - めぐみさん» めぐみさん！ありがとうございます！だいぶ待たせてしまいまして大変申し訳ございませんでした！！ゆっくり書きますのでよろしくお願いします！ (2022年7月27日 16時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 毎回ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら待っています。ぴよだんごさんのお話が、とても好きで好きでたまらなく好きです。楽しみにしています。頑張ってくださいね(*^^*) (2021年8月19日 18時) (レス) id: ebda626bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - kns0822ksrrさん» わぁぁあっ！ありがとうございます！！！嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2021年8月15日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月3日 13時
