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｢じゃあ、あの、行ってきます…！｣
叔父｢おう！帰り迎えに来るからなー！｣
大きい校門に大きい校舎。
こんなお金持ちみたいな学校に本当に入学してもいいのか、不安になる。
でも、振り返ったところでもう叔父さんは居ないわけで
ここの地理にも詳しい訳では無いから逃げる訳にも行かないし
覚悟を決めて校内に足を入れる。
？｢んんっ…あっ…や…ゆん、ぎ…｣
ユンギ｢うるせぇ、静かにしろよ｣
？｢ん、だって…｣
ユンギ｢…ﾁｯ｣
女の人の少し切ない声が聞こえてきて
苦しそうな声で
具合が悪いのかもしれないって
木の影に近づくと
ユンギ｢あ゛…？｣
｢っ＿＿＿＿｣
女の人の首筋を噛んでる
色白で
気だるげで面倒くさそうな顔をした
綺麗な男の人がいて
私はなんて場面を見てしまったんだって思うと
勢いよく頭を下げて校舎まで走って逃げてしまった。
何をしているのか、とか
何をしていたのか、とか
全く私には分からないけど
きっと見ちゃいけない場面だったんだってことは本能的に分かった。
下駄箱に着いたのにまだドクドクする
それは走ったからなのか
それとも、あの人達を見てしまった罪悪感からなのか。
テヒョン｢んーっ！いー匂い！｣
｢っきゃ…！｣
そんなことを考えてたら
まさか自分の近くに誰かがいるなんて
ましては初対面の人間の匂いを嗅ぐなんて所業をする人がいると思わなくて
驚いた拍子に尻もちをついてしまう
テヒョン｢ごめん！大丈夫？！｣
｢あ、す、すみません、大丈夫、です｣
テヒョン｢それにしても、いー匂いだね！美味しそう！｣
｢え？あ、お弁当、作ったから、ですかね…？｣
テヒョン｢えー？冗談？おもしろーい！｣
｢えっ、と…？｣
冗談なんて苦手なのに。
言うのも、ウケるのも、受け流すことも
全部が苦手で、面白いだなんて絶対ないのに
それに、1ミリたりとも面白いことを言った覚えなんてない。
テヒョン｢美味しそうってのはさ…ココ｣
そう言うと、この人は私の首筋を綺麗な指で
当たるか、当たらないか位の位置でなぞるように触る。
｢っあ、や、やめてくださ…｣
テヒョン｢えー…？なんで？こんなに美味しそうなのに｣
くすぐったくて、恥ずかしくて
全身の体温がグッと上がってしまう。
こういう時の対処方法を私は知らないからどんな行動をとったらいいのか、わからないから
先生｢こら！テヒョン！その子は転入生だ｣
助け舟が来て助かった。
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ぴよだんご(プロフ) - MARIさん» マリさんありがとうございます！！続篇！！おぉーー！嬉しいお言葉！！！いつか書けたらと思います！ありがとうございました！！ (2023年4月3日 12時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - 甘々🐱さん最高過ぎます〜！ドキドキキュンキュンでした！完結おめでとうございます！どこかで続編が読めたら…とこっそり思っております★ (2023年4月3日 9時) (レス) @page50 id: 50706b81ce (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - めぐみさん» めぐみさん！ありがとうございます！だいぶ待たせてしまいまして大変申し訳ございませんでした！！ゆっくり書きますのでよろしくお願いします！ (2022年7月27日 16時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 毎回ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら待っています。ぴよだんごさんのお話が、とても好きで好きでたまらなく好きです。楽しみにしています。頑張ってくださいね(*^^*) (2021年8月19日 18時) (レス) id: ebda626bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - kns0822ksrrさん» わぁぁあっ！ありがとうございます！！！嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2021年8月15日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月3日 13時
