番外編 8 ページ8
｢バカ、だよ？それは、ヒメが1番知ってるよね？｣
馬鹿みたいにジミンくんに告白して
来る日も来る日も振られ続けてたのをヒメは知ってるでしょ？
ほら、この行動だって馬鹿みたいじゃん。
でも、馬鹿みたいでも
諦めなかったよ。
そうしたら無視の連続だった日々が、少しづつ変わったよ。
ジミンくんが、少しずつ話してくれるようになったよ。
私にも優しくしてくれるようになった。
だからね、ヒメ。
私、ヒメのことも諦めたくないよ。
ヒメ｢…教室帰る｣
｢ま、待って！一緒に…｣
ヒメ｢不愉快、どっか行って、顔も見せないで｣
｢やだ！そうしたらヒメ、また一人でいるでしょ？｣
ヒメ｢哀れんでくれてありがとう、でも私には必要ない｣
｢…おかしいよ、どうして、ヒメは優しくされないの！？｣
ヒメ｢は…？｣
｢わ、私だって、ヒメからしたら極悪人なのに！｣
ヒメ｢いや誰もそこまで言って…｣
｢なのに、ヒメばっかり1人になるのは違うじゃん…！｣
悔しい。
あ、そうか、悔しかったんだ私。
他の子に優しくされるのは凄く嬉しいけど
心のどこかで引っかかってた。
なんで、私にだけなのって。
その優しさが嬉しいのに、上手く受け取れなかったから。
ヒメ｢ちょ、ちょっと…！｣
｢ヒメっ…！ごめっ…ごめんなさいっ…！！友達じゃなくなるの、やだぁっ…！｣
1回とび出てきた無意識下の感情ってやつは止められなくて
止めることが出来なくて
子どもみたいに泣きじゃくっては
ヒメに友達に戻りたいって
そんな贅沢なこと思っちゃいけないって
頼んじゃいけないって分かってても
溢れ出した感情には手がつけられなくて
ヒメ｢あー！もう！どうして私にこだわるの！？｣
｢だっ、って…！ヒメが好きなんだもん…！ヒメが私の友達なんだもんっ…！！｣
ほら、やっぱり優しい。
嫌いなら放っておけばいいのに
強い口調で話しながらも、私の頭を撫でてて
ヒメ｢私、あんたの思ってる女の子じゃないよ？ひ弱なんかじゃない、ふわふわなんてしてない。｣
｢…っん…｣
ヒメ｢ジミンくん、取るかもしれないよ？｣
｢…それはダメ｣
ヒメ｢なら友達に戻らない｣
｢ならもっと、しつこくする｣
私が見てたヒメと今のヒメは全然違う。
話し方も笑い方も。
ヒメ｢…はぁ、馬鹿な子。｣
｢あ、ひ、ヒメっ…！｣
ヒメ｢ほら教室戻るよ、一緒にご飯、食べないの？｣
｢たっ、食べる！！｣
でも、優しいのは変わらないの。
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ぴよだんご(プロフ) - momoさん» わーっ！ありがとうございます！！嬉しいいいです！！！更新出来る日はなるべく頑張ります！よろしくお願いいたします！！ (2021年8月25日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - やばい、もう今最高です、、、めっちゃ感情移入しちゃう泣今一番更新楽しみにしてるお話です！！！！！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: e87608b688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sissyさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！お！本当ですか！？猫被せるの辞めさせてみました笑わぁ！なんて優しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月21日 21時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
Sissy(プロフ) - 初コメ失礼します！今のヒメちゃんとの絡みがめっちゃ好きです！前よりもっと主人公達と仲が深まった感じがします･:*+.\(( °ω° ))/.:+これからも無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2021年7月20日 19時) (レス) id: a42fa159b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - hargleさん» わー！ありがとうございます！！ジミン氏と沢山イチャつかせますね！笑これからもよろしくお願いいたします！ (2021年7月5日 3時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月4日 1時
