番外編 30 ページ30
期待してた。
言い返してくれるって
この子の前で、僕の彼女だと言ってくれることを。
ジミン｢…Aがそれで幸せなら、いいよ｣
ジミンくんは残酷だ。
たったさっき、好きだと伝えてくれたのに。
だから私は必死に自分のわがままに鎖をつけて
今は耐え時なんだと言い聞かせて自分を保ったのに。
…僕の彼女ってすらも、言ってくれないんだね。
涙が出そうになるのを必死に堪えてジミンくんに近づく。
ﾊﾟｼﾝ
ジミン｢＿＿＿＿っ｣
テヒョン｢＿＿＿＿え？｣
女子｢ちょっと酷い…！！｣
泣いちゃダメだ。
泣いちゃダメ。
悔しい、私は。
初めて出来た好きな人に
好きになってもらえて
嬉しかったのに。
私を振り回すジミンくんが
振り回されてる私が、悔しい。
だから、酷いとは思った
好きな人の頬を思い切り平手打ちにするのは。
｢…ないで…よ｣
ジミン｢…｣
｢…ふざけないで｣
でも、止まらなかった。
｢…浮気まがいな事するくらいなら振ってくれた方がマシだったのに。好きな子がいるなら、振ってくれればよかったのに…！｣
ジミン｢好きな子なんかじゃない｣
｢じゃあ、なんで腕組まれて…何も言わないの？ヒメのこと好きだった時に私にそうやって触れさせた？…私の事、軽視するのもいい加減にしてよ｣
涙も言葉も溢れて止まらない。
私がジミンくんを嫌いにならないから平気って、そう思った？
ずっとグルグル考えてた疑問が全部出てくる。
｢人の好きな気持ち、弄ばないでよ…っ…！｣
あぁ、もう嫌われた。
嫌われたってわかる。
だって責めるだけ責めて
私はそのまま走って逃げたんだから。
こんな人の話も聞かない女、嫌いになるに決まってる。
ジミン｢…A…｣
女｢なにあの女！最低。ジミン、大丈夫？冷やそ？｣
テヒョン｢悪いけど、ジミンは今日塾休むから。俺のジミン、返して｣
女｢えっ！ちょ、い、行かないでよ！｣
ジミン｢テヒョン…っ…｣
ジミンくんとの思い出が走馬灯のように蘇ってきて
あれも楽しかった
これも楽しかった
ドキドキした
初めて名前呼んでくれた
必死にフタしても
溢れてくるから厄介で
ジョングク｢おかえり、ぬ…どうしたの？泣いてる｣
｢グクぅ…！｣
ジョングク｢…ヌナ、俺の部屋行こ？オンマ達帰ってきてるし｣
弟の顔を見た瞬間に気が緩んで
姉として恥ずかしい。
弟に抱きついて泣いてしまうなんて。
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ぴよだんご(プロフ) - momoさん» わーっ！ありがとうございます！！嬉しいいいです！！！更新出来る日はなるべく頑張ります！よろしくお願いいたします！！ (2021年8月25日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - やばい、もう今最高です、、、めっちゃ感情移入しちゃう泣今一番更新楽しみにしてるお話です！！！！！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: e87608b688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sissyさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！お！本当ですか！？猫被せるの辞めさせてみました笑わぁ！なんて優しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月21日 21時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
Sissy(プロフ) - 初コメ失礼します！今のヒメちゃんとの絡みがめっちゃ好きです！前よりもっと主人公達と仲が深まった感じがします･:*+.\(( °ω° ))/.:+これからも無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2021年7月20日 19時) (レス) id: a42fa159b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - hargleさん» わー！ありがとうございます！！ジミン氏と沢山イチャつかせますね！笑これからもよろしくお願いいたします！ (2021年7月5日 3時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月4日 1時
