番外編 1 ページ1
ジミン｢はよ｣
｢おっ！は、よ…！｣
ジミン｢んはは、何それ。緊張してんの？｣
緊張するに決まってる。
付き合い初めて1日目。
私の家の前に
私の好きな人が、いるんだから。
ジミン｢ん、手貸して？｣
｢手？｣
ジミン｢ほら、早く｣
急かされて焦って左手を差し出すと
ジミンくんはなんの抵抗もなく私の左手を絡めて手を繋ぐ。
たったこれだけの事なのに
心臓がうるさい。
だって、数ヶ月前じゃありえない事が、今起きてるんだもん。
明日隕石が私の家に落ちるとかないよね？
無いよね…！？！
幸せすぎると不幸返済をしないといけないんじゃないかって
少し不安になってしまう。
あとでどかっと不幸が来るんじゃないかって。
ジミン｢…嫌なら離すけど｣
｢えっ？い、嫌じゃないからっ…は、離さないで…！｣
ジミン｢仕方ないなぁ。でも、手繋い出るのに僕を意識しないで他のことを考えてたのは良い気しないけど？｣
｢あ、ち、違うの…！！｣
ジミン｢んっ！はははっ…！なんだよ不幸返済ってっ…！！｣
私は真剣なのに、ジミンくんは大爆笑してお腹を抱えてしまった。
本当にジミンくんは分かってない。
これがどれだけの奇跡か。
私にとってどれくらい起こりうることの無い奇跡なのか。
最初に告白を断られてた時から
私は結ばれることなんてないって思ってたんだから。
ジミン｢大丈夫、僕はAがいいんだから｣
｢ジミンくん…｣
ジミン｢分かるまでここでキスしようか？｣
｢こっ、ここは、その、だって…そ、外…｣
ジミン｢今、誰も居ないじゃん｣
｢で、でも、あ、ほ、ほら！ね、猫が見てる！｣
ジミン｢見せつけてやればいいじゃん｣
そう言うと、私の恥ずかしいからって言う理由も
何も受け入れて貰えずに
ジミンくんの柔らかい唇が、私の唇に触れて
誰かが見てたら、よりも
ジミンくんにドキドキして
朝から体温が熱くて
繋いでる手に汗がかいていないか、心配になるほど
私の体温は上がってしまった。
｢ヒメと、仲直り…できるかな…｣
ジミン｢僕はしなくていいって言ったのに。なんでするの？｣
｢だ！だって…ヒメは…だって…｣
ヒメと仲直りしたい。
私の数少ない友達だから
ある事無い事言われたのは悲しかったけど
やっぱりそばにいたいと思ってしまうの。
ジミン｢お人好し…心配だからそばにいてもいい？｣
｢え？で、でも…｣
ジミン｢いーから、ね？？｣
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ぴよだんご(プロフ) - momoさん» わーっ！ありがとうございます！！嬉しいいいです！！！更新出来る日はなるべく頑張ります！よろしくお願いいたします！！ (2021年8月25日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - やばい、もう今最高です、、、めっちゃ感情移入しちゃう泣今一番更新楽しみにしてるお話です！！！！！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: e87608b688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sissyさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！お！本当ですか！？猫被せるの辞めさせてみました笑わぁ！なんて優しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月21日 21時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
Sissy(プロフ) - 初コメ失礼します！今のヒメちゃんとの絡みがめっちゃ好きです！前よりもっと主人公達と仲が深まった感じがします･:*+.\(( °ω° ))/.:+これからも無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2021年7月20日 19時) (レス) id: a42fa159b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - hargleさん» わー！ありがとうございます！！ジミン氏と沢山イチャつかせますね！笑これからもよろしくお願いいたします！ (2021年7月5日 3時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月4日 1時
