自分の存在意義【WEST】 (ページ20)

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# 19 ページ20

思えば、ファミリー以外の男に触れたことが無いなって

思ったら、ダイキが近寄ってくる男を

ぜーんぶ触れさせないようにしてたんだってことが

分かった。

それだけ、他の男に触れさせるのが嫌なんだろうな

まあ、自分も思う。

もし、他の女がダイキに触ってたらって

考えるだけで嫌だし、今すぐにそいつを殺したい

多分ダイキも同じこと思ってるからそうしてるんだろうな

なんて考えてて、改めてダイキは

自分のことを守ってくれてるんだって

大切にしてくれてるんだって感じたのと

自分、ダイキの彼女みたいなこと考えてんなって思った

リビングの前を通ったらリビングから話し声が聞こえてきた

橙「シゲとAって彼氏彼女みたいな関係よな！」

桃「あぁ、分かる！！めちゃくちゃ恋人っぽい！」

みんなからそう見られてたんだ(苦笑)

赤「いっそのこと付き合う？ww」ｺｿｯ

白「うわっ、びっくりした！」ｺｿｯ

いつの間にか横に居たダイキ

赤「みんなから俺ら恋人に見られてるらしいしw」

白「嫌だよw」

赤「なんで？俺のこと好きやろ？」

白「嫌いだし！」

赤「照れんなってww」

白「照れてへんわ！！」

緑「またイチャついてんの？ww」

白「あ、かみちゃん助けてー！」

緑「どないしたんw」

さっきのことを話したら

緑「ええやんw付き合っちゃえば？ww」

なんてからかってくるかみちゃん

白「もぉ！！かみちゃんまでからかわんといてよー！」

緑「いや、ほんまのこと言っただけやんw」

白「絶対に嫌やから！！」

赤「なんでよー！」

白「なんでも！」

昔からいっつもかみちゃんとダイキにいじられて

怒るのがお決まりになった

でも、こんな会話が意外と楽しかったりもする

こんなこと口が裂けても絶対に言わないけどね

こんなこと言ったらダイキが調子乗るから

絶対に言わないw