第24話─うずまき─ ページ25
「まぁまぁ、少し兄に奢ってもらいたいので」
太宰「なぜ私が!!!」
「仕事中なのに入水の助けに行ったから」
太宰「其れは君じゃなくても他の人が助けに来たかもだろ?」
国木田「誰が行くか!」
与謝野「うん、妾も行かないねェ」
みんなの拒否っぷりに兄の顔が引きってきてる、あはは!ざまぁみろ((
「取り敢えず、谷崎さぁーん!いこう!なんなら、兄なんか置いていこうぜ!」
太宰「それは許さない!!」
って事で、"うずまき"と云われる喫茶店に来ました。ここは何処かと云うと、武装探偵社の建築物の1階にある、喫茶店なのです。此処はよく武装探偵社の他愛もない話や、作戦を練る為に使われる場所でもあるのです。
自分は兄の隣、そして向かいに鏡花ちゃんと敦くん、谷崎さんが座った。
「さてと、何頼みます?」
谷崎「僕は、少しアイスにしようかなぁ」
「珍しいですね、アイスなんて」
谷崎「糖分が欲しくて」
そう云ってへらっと嗤った。
敦「えっと、僕、良いんですか?」
敦くんは少しかしこまって、小さい声で云ってた。私もそれが少し可笑しかった。
「良いよ、全てこの人が払うから」
太宰「え、私に拒否権は!?」
兄が私を見て慌てる。それを私は知らないフリして頬杖を着いた。
敦「有難う御座います!太宰さん!」
太宰「君は少し遠慮とかしようかぁ、まぁ、良いよ、たまには」
敦くんが目を輝かせて。
敦「お団子を食べたいです!」
鏡花「私も!」
2人が子供のように、お団子を強請った。私も、それが可愛くふっと嗤って頷く。
そして、店員さんを呼んだ時に私は「あっ、」と小さく云った。その店員さんも気づいたらしく、私にふわっと微笑んでくれた。
「今朝の女性、
女性「すみません、はいそうなんです」
「その節は兄が申し訳ございませんでした」
立ち上がって頭を下げた。女性は、自分の口元を抑えて上品に微笑んだ。
太宰「あれ、Aは会ったことなかったっけ?」
「無いよ、」
谷崎「この方は此処で働いてて、長いんですよ」
「そうなんですか、まさか。何時も兄に変なこと云われてませんか?」
女性「何時も云われてます、でも慣れてますよふふっ、」
そんな感じが流れて結果頼むものを頼んで今それが並んでいる状態。
私は特に食べるのが無いため、珈琲を頼んだ。兄も同じく。
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うり太郎(プロフ) - まだ設定しか読んでいないのですが、純粋に異能力多すぎでは・・・?ただ思っただけなので、特に気に止めて頂かなくて結構です。 (2021年11月14日 21時) (レス) @page1 id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
華紅薇(プロフ) - ともさん» ともさん!!コメントありがとうございます!一気に読んでくださったんですか!ありがとうございます(*^^*) (2021年9月6日 18時) (レス) id: b469182880 (このIDを非表示/違反報告)
とも - おもしろくて一気に読みました!更新楽しみにしてます!! (2021年9月6日 0時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魚Aya | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maasasr/
作成日時:2021年8月14日 0時