【APH】主食とデザートを詰め込んで―２―【短編集】【反応集】

貴女は僕の何……。2 ページ23

「何言ってんの……マシューのこと好きだから彼女になったんじゃない……」


カナダ「貴女は、僕の彼女にならない方が良かったんです。僕は貴女のこと好きですｯ……大好きですッ！でも……こんな僕じゃ貴女のこと幸せになんか……出来ないんですｯ……今日、そう思いました、」


「そんなっ……そんな事言わないでよｯ……私は別れたくないよｯ……？マシュー、なんでそう思ったの？」



貴女が、泣きそうな顔をして、なんでですか。貴女の言葉で僕は今日見た事を話した。


カナダ「貴女が、アルフレッドと話をしてるところを見ました。そしたら、」


朝の彼女の言葉と自分の声が反芻した。


カナダ「僕のそばにいたくないと……もう彼女になっちゃったからって……」

「えｯ……」


カナダ「僕から見て、貴女とアルフレッドが一緒にいるところ見て、貴女は僕にはとってもったいない……彼のような、強い人で、支持がある人じゃなきゃ、貴女が可哀想だ……僕は……貴女が幸せならｯ……それでｯ……！？」


そしたら、彼女は急に立ち上がって、俯いて……。



「その続きの言葉を聞いた？？」

カナダ「えっ……？」

「私が、貴方の彼女になっちゃった……のその後の言葉は聞いた？」


なんのことか分からずに、僕の頭は使えないほど、思考回路がショートした。


「聞いてなかったんだ……本当はこんなこと言いたくないけど……。」


「その言葉の続きに……。彼と一緒にいちゃうと、貴方が、他の人と喋ってるところを見ちゃうと、嫉妬しちゃうの。国として、仕事をしてる貴方に、そんな私情を持ち込んで、あなたの仕事を止めたくないｯ…………だから、あなたのそばにいたくないｯ……こんな私の気持ちなんか、気持ち悪いでしょ？貴方の彼女になっちゃったから、余計独占欲が出てきて、貴方を閉じ込めたくなっちゃうの……！！」



ポロポロ泣く貴女は、とても綺麗だった。なら、これは僕の勘違い……。



立ち上がって、貴女を抱きしめて、額に優しくキスをした。僕を独占したいって思ってくれてるんですか……。


マシュー「Aさん、ごめんなさい、僕の勘違いで貴女を傷つけた……でも、そう思ってくれて、ありがとうございます……嬉しいですｯ」


僕の中で完全に何かが壊れる音がした。早く、貴女の薬指に、僕のものだという印を付けたいなぁ……。壊れかけてたあの音は、僕の独占だったのだろうか……。



マシュー「大切な貴女も、僕のものですから」

俺の心臓のような君 1〖伊〗〖悲恋〗→←貴女は僕の何……。〖加〗

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