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叶わない4 ページ4

その後も親戚が集まり続け、いつもはお母さんとおばあちゃんだけの家にはその4倍にもなるほどの人達が集まっていた。


「A姉ちゃん遊ぼ〜」

そんな私の元へ一人の男の子が駆け寄ってくる。


『翔ちゃん、皆あっちで遊んでるけど、私でいいの?』


翔 「うん!僕A姉ちゃんが好きだから!」


もう何この子、可愛すぎる……!!
一瞬にしてこの子の虜になってしまう。

そして翔ちゃんと鬼ごっこをしている時だった。


「キヨ兄ちゃん、抱っこして〜」


「あたしも!」

高い声が複数聞こえて、あの子達だとすぐ察する。

横浜の叔父たちの娘で上の子は小学5年生、下の子は小学3年生の姉妹。

都会の小学生ということもあるのかとてもませていて、その方向がキヨ兄に向きかけている。


『でもあの子たちに嫉妬するのはおかしいしな』

あの子たちはまだ子供。
私もあのくらいの時はキヨ兄を独占していたし、何も言えない。


翔 「A姉ちゃん…?どうかしたの?」


『ん、あ…ごめんね。よぉし、次はお姉ちゃんが鬼よ〜!』


翔 「きゃははっ」

とまぁ、可愛い天使と遊んでいると


「あー、Aお姉ちゃんばっかり翔ちゃんと遊んで狡い!」


「ほんとだあ!真夜たちが翔ちゃんと遊ぶの!」

一体なんなんだこの子達は……
とまぁ、怒っても仕方ないので


「あぁ、ごめんね。お姉ちゃんお母さんの手伝いあるから翔ちゃん宜しくね」


翔 「あ…A姉ちゃん……」

悲しそうに私を見てくる翔ちゃんにまた後でねと言って、その場を後にする。


『はぁ……確実に嫌われてるなぁ、』

あの姉妹には。とは口に出さずため息だけをついていると


キヨ 「ため息ばっかついてんじゃねぇぞ?」

声のした方を振り向いてみるとそこにはキヨ兄の姿。


『キヨ兄……』

さっきの抱っこの件もあって、じーっとキヨ兄を見詰めていると、ん?とキヨ兄が首を傾げる。


キヨ 「なんだそんなに見つめて」


『…いや、別に』


首を傾げる仕草も様になっていて、恥ずかしくなってふいっと目をそらす。


キヨ 「あ、分かった。お前も抱っこして欲しかったんだろぉ〜?遠慮すんなって〜」


耳を疑うような言葉ばかりが聞こえてきて、急いで振り返り否定の意を見せようとした。


『なっ!何言ってるの、違うってば!』


キヨ 「お前もちっちゃい頃俺っ子だったもんなぁ〜やっぱ可愛いなぁお前。やっぱ俺の妹だわ」


何故だろうぐさりと来た“妹”発言。

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蘇澳(プロフ) - けろさん» コメントありがとうございます!とても励みになりました!お目に入れて頂き光栄です!これからも更新がんぱりますので宜しくお願いします^^ (8月30日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
けろ(プロフ) - 初めまして!毎回更新を楽しみにしています(^^)居候生活編も楽しみに待ってます笑小説書くのは大変だと思いますが応援しています! (8月30日 12時) (レス) id: 2aaeade905 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘇澳 | 作成日時:2019年8月12日 23時

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