残るは最終試験 ページ5
「只今を持ちまして、第四次試験は終了となります。受験者の皆様は、速やかにスタート地点までお戻りください。これより、1時間を猶予時間とさせて頂きます。それまでに戻らない場合、全て不合格だと見なされるのでご注意ください。尚、スタート地点到着時のプレート交換は無効です。確認され次第、失格となりますのでご注意ください」
ガイドのカラさんの声で目が覚めた
ヤバい……早く行かないと
と思い急いで立ち上がるが
キルアは私の手を取って
反対の手で奥の方を指す
「あっ……すごい……」
そこを見てみると、そこには船があった
どうやら私達はいつの間にかスタート地点の近くまで来ていたらしい
まぁこれは多分キルアの計算内だと思うけど
「ほらっ行くぞ」
キルアはそのまま私の手を引っ張って歩き出す
その足取りはどこか早いように感じられた
早くゴンに会いたいんだろう
私も早くゴンに会いたい
そしてゴンに聞きたい
あの日ヒソカからナンバープレートを盗ったときの事を
「では、到着した人からプレートを確認しまーす！」
スタート地点に戻ると
カラさんが集計を始める
「44番ヒソカさん。53番ポックルさん。99番キルアさん。406番Aさん。301番ギタラクルさん。191番ボドロさん。294番ハンゾーさん」
良かった……第4時試験も合格出来た……
周りを見ると私だけプレートが1枚なので
自分の番号引いた奴ってお前かよ
みたいな目で見られている
「っと、合格者はこの7名かな？ あら？」
カラさんが集計を終えようとすると
奥からゴンとキルアとクラピカが出てきた
「ゴン！」
よかった……最初いないから少しヒヤヒヤしていたところだ
キルアも嬉しそうにゴンを見る
「おっと！ さらに3人駆け込みセーフです！」
「キルア、A」
ゴンはこっちを見ると親指を立てた
そしてヒソカを見る
「はーいラスト！ まずは404番クラピカさん。403番レオリオさん。そして、405番ゴンさんでーす！ 以上、10名の方が第4時試験合格者でーす！」
残るは最終試験のみ
折角ここまできたんだから
絶対に合格してやる
・
あれから私達はまたハンター協会の飛行船に乗っていた
「キルア！ この飛行船に図書室があるんだって！」
「マジ？ 探しに行こーぜ！」
なんて2人で盛り上がっていると
「受験者の皆様にお知らせします。これより、会長が面談を行います。番号を呼ばれた方から2階の第1面接室にお越しください」
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名無し - もっと作ってほしいです！続編見たい… (2023年2月20日 20時) (
レス) @page47 id: d19581cf0a (このIDを非表示/違反報告)
あい - この物語とても面白いです。続きが早く見たいです。 (2019年9月7日 20時) (レス) id: bcb6bd7e00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2019年2月24日 20時
