My Life 【防弾少年団】 (ページ5)

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五話ページ5

ジンが入ったあと、契約はしていたものの少し遅れて練習室に訪れた子がいた

JK「初めまして。チョンジョングクです」

兎のようなくりくりとした目に、子どものようなあどけない笑顔。

HS「兎みたい…！」

JN「分かったから抱きつくなぁ」

「聞いたよ、ナムジュナのラップ聴いて決めてくれたんでしょ。
凄く嬉しい、これから宜しくね」

JK「あ、は、はい…」

「…(目逸らされた…)」

YG「この世の終わりみたいな顔してるぞ」

NJ「ジョングギは人見知りなんだって」

[JKサイド]

初めてレアナヌナに会った時、凄く綺麗な人で本当に天使は存在するんだと思った。
でも、実際はどこか抜けてて可愛いとこがある

「あれ、音源かからない…壊れたかな」

NJ「レアナ、コード刺さってない」

「あ、ほんとだ。ありがとー」

カチッとボタンを押しても流れない音楽

「…？」

JK「レアナヌナ…CD入ってないです」

「えッ!!」

可愛いって言うより、バカだよね。

そして、ヌナは練習だけは気を抜かない。
放っておくと、睡眠時間二時間くらいでぶっ通し練習してる

でも今日は、そんなヌナの姿が見当たらない

JK「ユンギヒョン、ヌナ知りません？」

YG「休憩室で寝かせてきた。さっきまで練習室いたんだよ。

ダンスも歌も人一倍やってんのに…何を不安がってんだか」

HS「分からなくもないけどねぇ」

ヌナの…不安？

ホソギヒョンは「レアナの様子を見てきます」と言って練習室を後にした

[HSサイド]

部屋に行くと、スースー吐息を立てて眠るレアナ

HS「…」

レアナは俺たちの中で練習をしていると、鏡越しにつらそうな表情を見せる時がある

ナムジャの中に一人

それが、原因だと思う