My Life 【防弾少年団】 (ページ39)

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三十七話ページ39

WINGSツアー
私の体は最後まで持ちこたえ最終日を終えた。
しかし、ナムジュナが札幌講演を控えた宿泊先で家具に小指をぶつけ、爪が剥がれてしまったためダンスの不参加

マカオ講演では、ジミナが肩と首を痛めて一部不参加

それぞれが心残りのある講演ではあったけれど、次にarmyと会う時には、今回よりも何倍も成長して、カッコイイ姿を見することを約束した。

ーーーーーー
スケジュールが少し落ち着いた頃、ドラマ撮影も終盤にかかり、レアナはクランクアップした。

SJ「レアナ、お疲れさま。

監督からレアナの評判凄く良かったから、
また声がかかるかもよ？」

「ありがたいです」

SJ「このあとは時間ある？」

「？はい。何もないので作業するつもりです」

SJ「じゃぁ飯食べに行かん？
テヒョンにも声かけてあるんだけど」

「あー…すみません。MIXテープの作業がもう少しなので…
また別の機会に誘ってください」

申し訳ないと頭を下げた時、持っていた花束とバックを取り上げられ、顔をあげればニッコリ笑うテヒョンがいた

TH「ダメですよヌナ。前に倒れたこと忘れたの？
MIXテープは、シュガヒョンも手貸してくれるって
だから、今日は俺とご飯いこ？」

SJ「正確には俺たち」

TH「ヒョーン!!会いたかっです！」

抱きつくテヒョンをあやしながら、諦めた顔をするレアナに笑いかけた

SJ「テヒョンア、花潰れるぞ。
車出すから荷物乗せて」

TH「はーい！ヌナ行こ！」

助手席にテヒョン。後部座席にレアナが乗り、楽しそうに会話をする二人を眺める

purururu purururu

「はい？」

YG 『今大丈夫か？』

「勿論です。あ、MIXテープの事聞きました
ごめんねオッパ…ありがとうございます」

YG『それは気にすんな。俺が好きでやるんだから

それより、今仮で1つ書いたんだけど、
テヒョンもそこにいるなら2人で聴いて』

「分かりました」

さすがに他の人に曲を聞かせるわけにもいかず、イヤホンを刺しテヒョンの耳に付けた

TH「なになに？」

「ユンギオッパが聴いて感想聞かせて欲しいって
オッパ、少しいいですか？」

SJ「いいよ」

画面をタップすると、耳に流れる軽快なリズム
送られてきた仮の歌詞を見ながら、納得するように目を合わせた

TH「俺すぐ感想送りたいです。」

「うん。」

それぞれの携帯でメモ欄を開き、思った事を綴りだす

SJ「こうやって見ると、2人もプロだと思うわ」

「どういう事です？」

SJ「普段は可愛い弟、妹ってこと」