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十三話 ページ13

今まで溜め込んでいた恐怖と弱音を吐き出し、自分でも驚くほど泣いた。
涙は枯れないのか?と、状況に合わない疑問が頭をよぎる。

YG「ヤー、そんなに泣くなよ〜、可愛い目が溶けるぞー?」

クイッと目元をタオルで拭い、甘い表情を見せる。
ホソクは、泣いた事で赤く染った頬を両手で包んだ

HS「いい?これからもっと辛いことがあると思う。
それはレアナに限らず俺たちも同じ。だから、お互いに助け合わなきゃ。

俺が昔言ったよね?一人で抱え込むな。頼れって」

「…ん」

JN「何のためにオッパがいるんだ?」

YG「妹を可愛がるため」

JM「守る為って言ってくださいw」

JK「ほんとに締まらないグループだww」

TH「そこがいい所でしょ?」

NJ「確かに、それでこそ防彈少年團だな」

ーーーーー

とある雑誌の特集で、バンタンは通訳者を雇っていない事が分かった。
日本語通訳等はレアナ、英語はナムジュンが行っていると記事になった。


『レアナさんは日韓ハーフだと伺いました。
どちらの言葉も話せるのですか?』

ここからは日本語です

「そうですね。生まれも育ちも日本なので、むしろ韓国語は一言も話せませんでした」

JM「レアナさんは、すごく、韓国語を、話し…話せます、ケド、書けませんデシタ。」

『日本での講演が終わり、ご実家には戻られましたか?』

「まだ帰れていません。でも、この後久しぶりの休暇なのでメンバーで行こうと思ってます」

YG「무슨 소리야?(何の話?)」

「나의 현지에 모두 간다는 이야기
(私の地元に皆で行くって話)」

NJ「そうです。あー、ごあいさつに、行こうと思ってます」

ーーーーー

「ここが私の実家です」

YG「でかい家だな」

レアナが玄関のドアを開けると、一目散に飛んできたのは…

「コロー!ただいまぁー!」

TH「あー!可愛い!」

「うちで飼ってる柴犬のコロ」

テヒョンはコロを抱っこし、マンネたちで撫で回す
ナムジュンが顔を上げた瞬間ピタリと固まり、全員が同じ方向を向いた


「ただいま、父さん」

父「…」

「母さんは?」

父「中だ」

ただならぬ父の空気に、7人がピシリと凍りついた

TH「アッパ怖そうだね、コロ(コソッ
しかも韓国人だ」

JK「お医者さんみたいですよ(コソッ」

JM「え、医者の娘なの!?(コソッ」


中に入り、リビングに向かうと部屋のあちこちにバンタンのポスターやCD.アルバムが並べられていた

YG「딸바보…?(娘バカ?)」

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作者名:白華 | 作成日時:2020年11月23日 22時

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