元公安の彼女は車椅子に乗っています。

６． ページ7

キャンプが終わって数日後のこと。




ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ

私は、ポアロに来ていた。


「あ、Aお姉ちゃん！！」



コナンくんが来た。

コナンくんの後からどんどんと人が来る。







『あれ、その子は？？』









「灰原哀よ。よろしく」









『哀ちゃんね！よろしくね！
それでそれで？話って？』









「リニューアルオープンした、東都水族館に行きたいんです…。」









『確か、鈴木財閥が建てたんだっけ……。
いいよ！行こう！けど、私乗り物乗れるかな……』









「何かあったら博士も着いてくるから大丈夫よ。」









『うん、わかった！
行こっか！』









そして、当日。





私達は、阿笠博士の車に乗っていた。



『……哀ちゃん、狭くてごめんね。』









「大丈夫よ。」









助手席で、元太くんが山のようなお菓子を食べていた。



「……もうお菓子なくなっちゃったぞ！」









「ええええ……っ！もう食べちゃったの！？」









「僕たちの分もですか！？」









『もっと多く買わなきゃいけなかったかもね。』



哀ちゃんの隣で携帯を見ているコナンくん。

少し気は引けるが、スマホの画面をみた。







「熱心に、何を見てるのかしら。
Aさんも気になってるわよ。」









「えっ…あ……。
昨夜の大規模停電の原因が未だに発表されねぇから…。」









『あーー、あったね…。
びっくりしちゃったよ。』




昨日は、零くんが帰ってこなかった。

まぁ、わかりきっていたことだけど……。






「あ！！これから行く水族館の特集やってるよ！」









「えっ！見せてください！！」

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