３６． ページ37
久しぶりの熱い夜からしばらく連絡が来ない。
『…サミット。大丈夫かな』
ベッドでハロとごろごろしていた。
「アンアンッ」
『…どうしたの、ハロ。散歩行こっか』
車椅子を用意して、ハロにリードをつける。
『行ってきます！！』
、
、
ハロは、後ろを見ながら走っている。
『…ハロ、自分のスピード出していいんだよ？』
そう言っても息を荒くしながらゆっくり走るだけだ。
もし…私の足が動いていたなら。
もし…車椅子生活じゃなかったら。
そんなことが一瞬頭をよぎる。
「…くぅん……」
ハロが、車椅子のそばに伏せをしている。
『…ごめんね、ハロ。
おうち帰ろうか。』
おうちに帰ってテレビをつけると速報が流れていた。
『…さ……サミット…爆発？』
そのまま呆然とテレビを見ていると零くんが映っていた。
『零…！！！！！！』
まさか、あんな爆発に巻き込まれたの…？
何人かが亡くなったとニュースキャスターは着々と説明していた。
公安の…何人かが…。
零くんに電話しようか、一瞬戸惑った。
けど……。
メールなら怒られないかな。
《Aです。
怪我は、大丈夫？
今、テレビに映ってたらびっくりしちゃったよ。
無事でいて。お願い。》
そうメールした直後、蘭ちゃんから電話があった
「Aさん、いま…私の家に警察の人が来てて……お父さんが…っ」
『…今から行くね！！』
秀一に直してもらったハーレーで毛利探偵事務所に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1093人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱるる(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。なお、完結した作品は編集しないのでそのままでいきたいと思います。頭の中で変換していただければ幸いです。 (2019年6月14日 23時) (
レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 16話にも間違いがありました。「バンダナ」ではなく、「スカーフ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 14話に誤字がありました。「考案を辞めて」ではなく、「公安を辞めて」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 10話に間違いがありました。「ビリヤード」ではなく、「ダーツ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 設定に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱるる | 作成日時：2019年4月22日 10時
