検索窓
今日:37 hit、昨日:52 hit、合計:496,441 hit

13.赤井side ページ14

Aに呼ばれて、急いで出てきた。

買い物に行く予定だったから変装はできていたのだ。





零くん……、バーボンのことか。


昨日の夜、NOCリストが盗まれた。
組織の人間に。




どこの国際組織もNOCリストのために今は動いている。





『秀一!!!』






車椅子をトランクに乗せて、Aを車に乗せた。




「それで?行き先はどこなんだ。」









『とりあえず、警察庁に向かって…。

…零くんの安否を確認しないと。』









「それはいいが…なぜ?」









『キュラソーがいた。

NOCリストを思い出したみたい。

キール、バーボン、スタウト、アクアビット、リースリングって。』








「……ああ。全員あの組織にいるNOCだ。」









『……早くこれを伝えないと、この人たちが…!!』









「……落ち着け、もうすぐ着く。」









『…うん……。』








Aside



秀一も一緒に来るらしく、おんぶをしてもらった。



警察庁に入ると、零くんがいた。








『零くん!!!!!』




よかった、生きていた。







「……Aっ……赤井!?!?!?」









「私は、赤井じゃありませんよ。」









「うるさい!!なぜAをおんぶしているんだ!!!」









『……さっき、東都水族館に、NOCリストを盗んだ人がいたの。

それで。キール、バーボン、スタウト、アクアビット、リースリングの名前を言ってた。



それでその人、今は警察病院にいるよ。』








「……くっ…、そうか。A、ありがとう。」









『うん、零くん!!死なないでね。』






そういうと、零くんは強く頷いた。






赤井side

車に戻っても、Aの体は震えていた。





「…大丈夫だ。降谷くんなら死ぬはずがない。」









『…そうだけど…っ……。』









降谷くん、これは不可抗力だ。

許してくれ。



震えるAの体に抱きついた。









『……ぅっ…しゅ……いちっ…』







Aは泣き出した。

14.赤井side→←12.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (182 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1093人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 車椅子 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱるる(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。なお、完結した作品は編集しないのでそのままでいきたいと思います。頭の中で変換していただければ幸いです。 (2019年6月14日 23時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 16話にも間違いがありました。「バンダナ」ではなく、「スカーフ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 14話に誤字がありました。「考案を辞めて」ではなく、「公安を辞めて」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 10話に間違いがありました。「ビリヤード」ではなく、「ダーツ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 設定に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱるる | 作成日時:2019年4月22日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。