珠世様と住む女の鬼

無限城 ページ8

愈史郎と一般隊士と無限城を歩き回る。

ちなみに、隊服にいつもの羽織を着ながら無限城に来た。




これは珠世様から頂いた…大切なものだから




所々に鬼が居て、大変だった。

しかもその鬼の容姿が気持ち悪いの！！申し訳ないけどね！！？
下弦程度の強さだったから、普通の人では倒すのに時間がかかる。

柱の凄さが分かりますね。




「…出血…」

愈史郎と私で上弦の陸の相手をしていた隊士を治療する。

チラッと戦いを見たけど、動きが早かった。しかも、型を自分で作るのは普通に凄い。




血が止まらない。顔に残った血鬼術のひび割れも、急いでとめないと眼まで行っちゃう。



ただ、愈史郎と言い合ってる村田さんがうるさい。

この子を助けたいのは分かる。でも、そんなにうるさかったら鬼が来てしまうよね




「大声出すから鬼が来たぞ。いい的だな」

「「「うわーーーーっ！！！！！」」」


やっぱり首は硬いのか…







この名前で合ってるか分からないけど、

「我妻さん、頑張って生きてくださいね…」




無惨に使った薬は効くのかな…どうかあの薬で死んでほしい。

私たちの研究が無駄になってしまうから…








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ドンッ


「……愈史郎？」

「大丈夫か？怪我か？」



…珠世様、が…死んだ


どうして…？



「あ、えっ！Aまで？どうしたんだ？！」


ダメだ、涙が止まらない。

ここは戦場だと分かってるのに、抑えろ抑えろ



「っ…」




鬼舞辻無惨…



許せないっ……

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