ストレス１９１ ページ41
ＮＯside
＿＿＿＿＿時は遡り、仮免試験当日のタルタロス。
オールマイトはAFOと対面していた。
AFO「ああ、そうだ。彼女は面白いねぇ」
オル「彼女……？」
AFO「鏡硝子さ」
オル「！？」
オールマイトは血相を変える。
AFOは愉快そうに口元に弧を描く。
AFO「彼女の中身をちょっとだけ覗いたんだ。
本当はもっと知りたかったけど……“ガラス”という少女に邪魔されてね」
オル「……彼女に何をするつもりだ！」
AFO「フフフ……すごい慌てようだなぁ。
僕はね、見ちゃったんだ……暗闇に佇む二人の少女を！
どういうことかわかるかい？
『鏡硝子』という器には、２つの魂が共存しているんだ！
すごい！僕は生まれて始めてみたよ！
解離性同一性障害…二重人格ではない！
全く違う魂が一つの体に入っているんだ！」
オル「！？」
オールマイトは驚愕する。
雄英は一切このことについて公表しなかった。
知っているのはごく一部の人間だけ。
公安の一件もあり、慎重に管理していた秘密。
それなのに、AFOに知られてしまった。
オル「……ついにおかしくなったか」
AFO「なんとでも言えばいい。
ああ、どうなっているんだろう……。
どうしてああなったんだろう、すごく気になるなぁ。
欲しいんだ、あの子が。鏡硝子が。
特別な存在だ。この世に二つとない」
最悪の事態だ。
AFOの関心が硝子に向けられてしまった。
AFO「僕の“個性”を弾いたということは……弟のように“個性”に弾かれたということ。
つまり……ガラスという少女は個性因子と融合している可能性が高い。
それなら“個性”の使用があんなにも長けているのに納得がいく。
容姿からして元の体の持ち主は、ガラス。
それならしょうこはどこから来たんだろうね。
しょうこの容姿は２０代前半の女性だった。
“個性”を感じられなかったから、“無個性”か……はたまた“個性”の概念がない世界の住人か！」
オル「妄想を垂れ流すのなら帰る」
AFO「フフ……妄想と切り捨てたければそうすればいい。
でも僕は確信した！そして決心した！
彼女は絶対僕のものにする！！」
オル「！？」
AFOの不気味な笑い声が響く。
相澤にのみ向けられる柔らかな笑顔に亀裂が入ろうとしていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次の更新は明日の夜です。
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肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ@歯茎むき出し(プロフ) - Annabethさん» イッキ読み感謝です😭👏補講頑張ります笑 コメントありがとうございます！ (2023年3月3日 21時) (
レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
Annabeth(プロフ) - 一気読みしました！好きです！補講ファイトです！忙しい中更新ありがとうございます。次も楽しみにしてます！ (2023年3月3日 21時) (レス) @page45 id: 5f9898e92c (このIDを非表示/違反報告)
肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ@歯茎むき出し(プロフ) - 夏樹さん» お気遣いありがとうございます🥲無事に更新できましたので、お読み頂けたら幸いです！ (2023年2月27日 22時) (レス) @page38 id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
夏樹(プロフ) - 健康に気をつけて更新はできるときに頑張ってください。 (2023年2月26日 12時) (レス) @page35 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - 体調よくなって良かったです！無理はしないでください！！ (2023年2月16日 22時) (レス) @page33 id: 0c2b9f7699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ | 作成日時：2023年1月13日 22時
