ストレス１７２ ページ22
その後、会議はなんだかんだあったが終わった。
相澤「帰る前に緑谷たちに話があるんだ、ちょっと寄ってくぞ」
硝子「はい」
相澤先生の後ろについていく。
その時、「ガラス」と呼ばれて振り返った。
そこにいたのは、サー・ナイトアイ。
サー「帰る前に少しいいだろうか」
硝子「……はい」
レンズ越しに見える凛々しい瞳はお世辞にも優しいとは言えない。
でも、不思議と怖くない。
サー「君のおかげでここまでスムーズにこれた。感謝する」
硝子「お役に立てて光栄です」
わざわざお礼を言うために引き止めたのだろうか。
なんとも律儀だなぁ。
サー「そして……書類を送っただろうが、
君の情報源は何があっても他言しないことを誓う。
リスクがあっただろうに我々に協力してくれてありがとう。
君の未来が曇らないためにも、私は君の味方でありたい」
硝子「！」
……ああ、本当に律儀な人だ。
私がエリちゃんの記憶を提供する際に、
雄英はサー・ナイトアイにとあることを提示した。
それは、私がエリちゃんの記憶を共有したことを他言しないこと。
サー・ナイトアイはそれを承諾したため私は今回参加できた。
雄英がわざわざこんなことをしたのは、私を守るためだ。
私は公安に目をつけられているから、これ以上目立たせたくないのだろう。
硝子「助力ながら精一杯頑張らせて頂きます」
サー「ああ、よろしく頼む」
そういうサー・ナイトアイの顔は穏やかだった。
相澤「……ってナイトアイが言ってくれてるのに、お前は口を滑らせやがって」
硝子「ひんっ」
相澤に軽く頭を小突かれる。
雄英生が学生だからって一々ムカつく言い方をしてきたあのヒーロー。
私ああいう人苦手なんだよね。
子どもだからってバカにしすぎ。次代を担うのは私たちなのに。
硝子「でも褒めてほしいです」
相澤「お前の言動のうちどれを？」
硝子「口塞がられた時、手の平舐めなかったこと」
相澤「……」
硝子「あっ！ごめんなさい！捕縛布で縛らないで！！」
相澤先生にジト目で蔑まされて捕縛布で縛られた。
解せぬ。
ちなみに帰りの車で、無言で口を塞がられたから手の平舐めといた。
そしたら先生無言で手の平見つめて、運転再開したからビビったよね。
硝子「なんか言ってください」
相澤「……俺は教師だ」
硝子「戒めですか？」
先生の受難はまだまだ続く。
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肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ@歯茎むき出し(プロフ) - Annabethさん» イッキ読み感謝です😭👏補講頑張ります笑 コメントありがとうございます！ (2023年3月3日 21時) (
レス) id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
Annabeth(プロフ) - 一気読みしました！好きです！補講ファイトです！忙しい中更新ありがとうございます。次も楽しみにしてます！ (2023年3月3日 21時) (レス) @page45 id: 5f9898e92c (このIDを非表示/違反報告)
肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ@歯茎むき出し(プロフ) - 夏樹さん» お気遣いありがとうございます🥲無事に更新できましたので、お読み頂けたら幸いです！ (2023年2月27日 22時) (レス) @page38 id: 1c6c46020b (このIDを非表示/違反報告)
夏樹(プロフ) - 健康に気をつけて更新はできるときに頑張ってください。 (2023年2月26日 12時) (レス) @page35 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - 体調よくなって良かったです！無理はしないでください！！ (2023年2月16日 22時) (レス) @page33 id: 0c2b9f7699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肩ｺﾘｺﾘｺﾘｰﾅ | 作成日時：2023年1月13日 22時
